アンニョンハセヨ
貞洞劇場です先日韓国人記者団のメンバーが貞洞劇場案内員、하우스어셔(house usher:ハウスアッシャー)の二人にインタビューをしてくれました劇場など案内をしてくれるスタッフはたくさんいますが、一番最初にお客様を迎え、公演中はお客様の安全第一に、終演後は一番最後までお客様をお見送りするお客様を第一に行動する責任の重い役割を担ってる二人です
この二人が貞洞劇場の劇場内のハウスアッシャーです女性のスタッフがキム・ユナさん。男性のスタッフがジョオクさん。
☆質問の回答でキム・ユナさんの回答はピンク、ジョオクさんの回答はブルーで以下表します。
Q1:貞洞劇場で働いてどのくらい経ちますか?
A: 2年半ちょっと経ちました。
今年の3月から働いています。
Q2:貞洞劇場には海外からのお客様たちがたくさんいらっしゃいますが、その中でも記憶に残るお客様はいますか?
A: 日本人のお客様が記憶に残っています。貞洞劇場は今まで1年を通して常設公演をしていますが、1年に1回は必ず同じ日本人のお客様が公演を観に来てくださいます。そのお客様との再会のとき感動しました。
ヨーロッパからのお客様たちで記憶に残ってる方たちがいらっしゃいます。文化の違いなのか、私たちスタッフにも気さくに話しかけてくださり、公演の余韻が残ったお帰りの際には私たちスタッフとハイタッチをされてお帰りになりました。
Q3:ハウスアッシャーという立場では貞洞劇場に事故など思わぬアクシデントがあった時、お客様の安全を守る役割があると思いますが、貞洞劇場ではどのような教育があり、ハウスアッシャーとしてどんなことが大切だと考えますか?
A:1年に2回安全教育を受けます。火災時、地震など起きた時などどのようにお客様をご案内するか、、また消火器などの使用訓練もしています。
特別な教育以外にも気をつけて勤務していることがあります。貞洞劇場は階段など段差のあるところが多いので、その段差などをお客様たちが気付かずに踏み外し怪我などをされないように細心の注意を払っています。特に劇場に入られるとき、劇場から出られる時など一番神経を使っています。
Q4:春夏は韓服での勤務、秋冬はスーツの勤務ですがどう思いますか?
A:韓服での勤務はお客様たちからも大変ご好評です。公演内容によっては韓服の中でも伝統韓服を着ていたことがありましたが、その時が一番お客様の反応がとても良かった記憶をしています。
案内スタッフたちが韓服勤務というのも貞洞劇場のポイントの1つだと思います。女性目線で言うと、韓服の方が着やすく動きやすいです。
Q5:ハウスアッシャーとしての仕事をするきっかけは何でしたか?
A:僕は公演が大好きで、元々サービス接客業に興味がありました。そして僕は中国からの留学生で今ソウルの大学院で勉強しています。貞洞劇場には僕みたいな海外から来るお客様たちも多く、色々な文化を持つお客様たちの助けができるのではないかと思いました。
私も同じで、色々な国からのお客様たちのために何かする仕事にとても興味がありました。実際仕事をしてみると、本当に色々な国のお客様たちがいらっしゃり、そのお客様たちの為に新しく言語を覚えるなど本当に面白いなと感じています。
Q6:これからハウスアッシャーを目指す人たちや貞洞劇場の公演を観る方たちへ一言お願いします。
A:貞洞劇場は韓国伝統に触れることの出来る場所です。今現在公演中の<YOULL:ユール>は韓国伝統と現代の舞台演出など合わせもった舞台となっています。韓国伝統文化、伝統芸術に興味のある方はぜひ貞洞劇場へお越しください。
ハウスアッシャーという仕事は劇場で最初にお客様にお会いするという点でとても重要な役割です。笑顔でお迎えし、お客様の立場に第一に考え、思いかかわらせて頂きます。そして公演を観たお客様たちの感想なども共に感じ、その感じたものをどうお客様たちが満足したいただけるように生かすかと考えることも重要だと思います。お客様たちが楽しんでくだされば私たちスタッフもとても嬉しい気持ちになります。
以上が記者団メンバーのインタビューでした
実際私もハウスアッシャーのジョオクさんとお話したことがありますが、日本人のお客様たちのために簡単な日本語を覚えたと教えてくれましたとても素敵なハウスアッシャーの二人です普段は公演出演者たちばかり目がいってしまいますが、貞洞劇場のスタッフたちにもぜひ注目してみてください。