今日は国内系、外資系、運用規模数千億から数十億まで複数の投資ファンド訪問してきました。

各ファンドの役員やマネージングディレクター(MD)など意思決定者の方々と、色々具体的な案件でお話しさせていただいたのですが、皆さん一様に投資実行時の銀行からのローンもようやくつきやすくなってきた、とおっしゃっていました。(ファンドの種類、規模にもよりますが、基本的には企業への投資時に自己資金と銀行からの借り入れを組み合わせて買収資金を用立てします)

一方で中小企業の経営者の方々に対しても経営面でのご支援や助言をさせていただいているのですが、その方々からは、引き続き「銀行は貸し渋り&貸し剥がし姿勢だ」という声しか聞かれません。

これはどういうことでしょうか?
少なくとも消費者の実感値としては景気が底を打った感覚はまだありませんが、金融業界では徐々に雪解けが始まっているということなのかもしれません。

とはいえ、本当に必要としているところにお金が循環していかない限り、引き続き厳しい経済環境が続くのではないかと思います。

このまま雪解けが進んで春を迎えるのか、それともまた二番底がやってくるのか、今後の経済政策含めた動向には要注意(要観察)です。