お茶に付き合わされる人はもうお気づきだと思いますが(笑)、実はかなり甘いものが好きです。
特にケーキ。
まあ、といっても昔(若い時)ほどではありませんが、依然として好きです。
その中でももっともシンプルにしてケーキ職人の腕の差が如実に出るもの。
そう、ショートケーキ。
私は新しいお店に行くと、必ずショートケーキを注文します。(もちろん、パイ生地が得意なお店、モンブラン、チョコレートなど個別のケーキが得意、というお店もありますので、その際はウリのケーキを食べますが)
それこそ「あそこのケーキ屋が美味しい」と聞けば東京の果てだろうが、地方だろうが、お店を訪ねてショートケーキを食べてきました。
その中でも一押しなのがおなじみ自由が丘の「モンサンクレール 」。
創業者でパティシエの辻口さんはたびたびテレビに出ています。
ただ、テレビに露出しているだけなら、結構思い浮かぶところはありますが、ここのケーキはどれ一つとっても繊細で丁寧に作っていて、味の安定感とクオリティの高さたるやダントツなのではないか、と個人的に思います。
ショコラティエも美味しいし、マドレーヌなどちょっとしたお菓子もすべてにおいてクオリティが高いですが、特におすすめなのはクロワッサン。サクッとした歯ごたえはそこらのパン屋さんでも味わえません。
そんな、モンサンクレールですが、ここでもやはり一押しはショートケーキ。
スポンジの甘さ加減、ほわっとした触感。でも軽すぎず、且つ食べるとしっとり感。この組み合わせが絶妙。生クリームも多すぎず、少なすぎず、甘すぎず、あっさりしすぎない。これほどのバランス感覚は他では味わったことがありません。
また、季節によって上に乗っかる&中にサンドされるフルーツが変わるのですが、それがものの見事に美味しい!個人的には洋ナシが好きですが、もしショートケーキを食べたことがない方がいたら、ぜひ一度味わってみてください。
(写真は特大の誕生ケーキ)