年末に旭山動物園に行ってきました。

目の前でペンギンの散歩、ホッキョクグマの遊泳、ライオンの威嚇、オオカミの遠吠え…
などなど、野生の動物たちの営みや素顔が見れるとあって、引き続き大好評な動物園ですが、実際に行ってみるとやはりビジネスのセオリーを忠実になぞっているということが理解できます。

顧客(来園者)が動物園に行って見たいものは何か?
飼いならされた動物がずっと寝そべっている姿ではないでしょう。

自然の中で元気に動くその動物本来の姿です。

もちろん檻の中には入れられていますが、人間(私たち来園者)に環境を合わせるのではなく、動物にとってよりよい環境(=私たちにとっては厳しい環境)をつくることで、「躍動感あふれる動物の姿を見たい」という顧客の願望を満たしています。

表層的な声ではなく、顧客の真のニーズを掴み、その姿を徹底して(妥協せずに)再現する。
その姿勢が人を惹きつけるんでしょうね。

■後ろ姿でも凛々しいヒョウ
SHOE SHINE BLOG (山田政弘のブログ)

■気持よさそうに泳ぐホッキョクグマ(ちなみに、白クマと呼ぶのは間違いらしい)
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■一時期「スーパーハード(整髪料)」のCMで大活躍だった(古い!)イワトビペンギン
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