皆さんこんにちは

Здравствуйте

ロシア語教師のジェーニャですウインク

いつもお読みくださりありがとうございます♪

 

最近は風が強いですねびっくり

洗濯物が飛ばされるか

心配なくらいな強さです。

 

今回の本題ではないですが

ロスチャイルドが亡くなったようですねびっくり

これもキッシンジャーと同じく

1つの象徴的出来事でしょうか?

世代交代と言いますか、時代の移り変わりを感じます

 

はい話は変わりまして今日の本題

 

これまでは、土の時代

 

権力や財力

 

いわゆる物質的な豊かさ「お金」が大事

 

という価値観でした。

 

言い方を変えると、それらの特徴として

 

・強く言う者、

・「我」を通すもの

 

が得をしてきました。

 

ですが

 

これからの風の時代と言いますか

「信用時代」においては

そのようなパワーはあまり発揮されていきません。


「信用時代」は他者と自分を一体と捉え、

全体に対して、与え、慈しみ、優しく接する

「人間性」が

その人の豊さと直結してくるという考えです。

 

皆さんも聞いたことがあると思いますが

世の中には、テイカーとギバーとざっくり分けて2つあります

(最近はマッチャー(バランスを取る人)もあるそうです)

 

知らない人の為にざっくり

 

ギバー

他者を中心に捉え、

相手が何を求めているかに注意を払うタイプです。


与えることに対し、

見返りを期待することもなく、

手を差し伸べることができます。


仕事においては、

自分の時間やエネルギー、

知識、アイディア、人脈などを

惜しみなく人と分かち合おうとします。


人の利益のために行動することを

心がけるタイプということ。


助け合い、分かち合いの精神がある人です。


ギバーはさらに次の2つのタイプに分けることができます。

 

自己犠牲型・・・他者利益には興味が関心があるが、自分の利益には無頓着なあまり、

        人に与える一方で自分の利益を損なってしまうタイプ。

 

自己他者思考型・・・他者利益と自己利益の双方に興味関心があり、

        受け取るより多く与えるが、自分にもしっかり

        他者から還元されていくため自己利益を損なわないタイプ。

 

宗教的にも、社会的にも

本来、人はギバーの精神である方が

与えた者は与えられる

出したモノは返ってくる(返報性の原理)

 

こういう考え方の方が基本上手くいきます

 

 

逆にテイカーとは

 

テイカーは常に、与えるより

多くを受け取ろう奪おうと行動します。


GIVE&TAKEの関係の中で、

自分が有益になるように持っていき、

相手が望んでいることよりも

自分の利益を優先していきます。


テイカーにとって、世の中は食うか食われるかの競争社会。


人より成功するためには、

人よりも上にいなければいけない

という思考があります。


テイカーは縦社会の中で生きているのです。

 

テイカーは、基本自己中心的です。

テイカーでも愛想のよい人はいます。


ただ、愛想がよくても、

自分の利益や取り分を優先する姿勢は変わりません。


相手から取り分をもらうために、

愛想よく振舞うのです。

 

世間的には与える人になりなさい!

と教えられます

そうは言っても

「私は、何度も人に与え続けました!
でも、ちっとも豊かになれません」
 
そういう人の話もよく聞きます。
そして、それは恐らく事実です。
 
ギバーの考え方が成り立つのは
哲学者プラトンが言う四元徳
 
徳によって成り立つ社会にいて
初めてギバー精神であると
あなたに返ってきます
 
プラトンの言う
徳とは社会通念上良いとされる
人間の持つ気質や能力、人間としての善としての能力が
何よりも有益なものだという考え方
 
徳があって初めて有効に世の中は回る
 
例えば徳のない物が大金を手にした時
下品にお金を豪遊すれば
下品な使い方をされると分かってる以上
周りは、その人にお金が回るのを嫌に感じ
長期的には、いずれお金に困るようになる
 
逆に徳を持つ人がお金を持てば
そのお金によって新たな事に挑戦し
周りが幸せになるような事にお金を使い
周りはその人にお金を使って欲しいと
思うようになりお金が集まります
 
同じように普段から誠実に接し
多くの人から尊敬を集められるような行動をすれば
万が一、困ったことが起きたとしても
周りの人が助けようとする
 
つまり
 
プラトンは徳の重要性に気付いていれば
自ずと悪い行動ができなくなると説いたのです
 
愚か者は、徳の有益性を知らない無知だからこそ
人から嫌われてしまう行動ができてしまう
 
だから何?
 
って思うかもしれませんが
搾取され続けられてるギバーの人は
プラトンの言う
無知で愚かな者たちに与え続けているから
返ってこないのです。
それを好きで承知でやってるなら止めはしませんが
「私は、いつも与えてるのに返ってこない」
と愚痴を言うぐらいなら
与えてる相手が、プラトンの言う愚か者なのか?
または、そのレベルで一緒になってる
あなたも、プラトンの言う
愚か者であるか?気付いた方が良いよ?
って事です。
 
これまた有名な定説ですが
マズローの5段階の欲求という定説があります
 
仏教界で言う、餓鬼道・畜生道とか
そういう概念も似てますね。
 
要は自分が所属してる欲求が
どこの階層に位置してるのか?
 
マズローの提唱する
社会的欲求以上を満たしてる人ではないと
そもそも返す器がないのだから
口では何とでも言えるけど
返報性の法則が通じる相手かどうが
自分でも判断できるよね?と
もし分からないのであれば、
それはそれで、見る目がないから
何度も繰り返して経験で学ぶしかない。
 
だから
 
付き合う相手というのは
本当に大切ですよ
 
と何度も言ってます。
 
与える事で苦痛を感じるのであれば
あなたは、社会的欲求まで満たしてないハズです。
それは、あなた自身が満たされるまで
無理して他人に与える必要はありません。
 
そもそも自分が満たされていないのに
他人に与えられるなんて出来ようがありません。
そういった自分を認めるのが嫌かも知れませんが
トコトンご自身を見つめ直し
焦らずとも、与えたいと思う時期がくれば
自ずと自ら与えたくなります。
 
コップの中の水が溢れるかのように
その溢れた水を、他人に与えれば良いのです。
 
自分の水が満たされてないのに
与えよう(無くそう)とするから辛くなるのです。
 
世の中は混沌としてますが
100年前と比べれば
格段と良くなってきました。
 
これからは信用の時代
与える信用と書いて与信といいますが
あなたの信用が、
お金を創り出し、価値を生み出します
 
信用に値するかは、
あなたの普段からの行動・発言から
評価されていく時代になるでしょう
 
何かを与えるって難しいように感じますが
身近な所に沢山あります。
挨拶ができる人間と、できない人間
どちらが初対面から見た時、信用に値するでしょうか?
 
信用とは、そんな当たり前な小さな事の積み重ねです。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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