終着地。
閉じられた世界の先で貴方はいないから。本当はずっとずっと分かっていて、それでも認めてしまうと、目指すものが失くなってしまうから。見ないふりをしてきたこと。そう、その先に 辿り着いたところで残されているのは ひとりだ。そのまま 白い先を彷徨うだけの亡霊になるくらいなら早々にも消えてしまったほうが 良いのになぁ。ねぇ。わかっているのにも目指す事を止められない。もしかしたら。もしかしたら。あと少し頑張れば。或いは。 なんて栓の無い望みを早く諦めがつけば、こんな馬 鹿みたいに足掻く必要もなくなるだろうに。其処には何もない。其処には誰もいない。それでも。かそれでも。ひとりなのに?