白金読書会
 
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カズオイシグロ「忘れられた巨人」竜と鬼と騎士が出てくる

皆さん、こんばんは。
6月も中旬に入りました。お元気でお過ごしですか?

カズオイシグロ「忘れられた巨人」、
私はいま136ページにさしかかりました。
全部で416ページなので、ちょうど1/3過ぎたところです。
第一部、第五章。

皆さんはどの辺でしょう?

アクセルとベアトリスという老夫婦の記憶が定かではないのと同様、
物語もおぼろげで、「霧」に包まれているかのように始まる。
竜や鬼や騎士が出てくる時代のイングランドが舞台らしい。

前作「わたしを離さないで」も、最初主人公が何ものか、
どういう社会に生きているのかは明かされず、
少しずつ謎が解ける、さらに謎が深まる、を繰り返す。
「筋」が重要なのではないことを教えてくれている。
謎の答えではなく謎の意味が重要なのだ。そういう本。

ゆっくり時間をかけて読む本があるというのは気分がいい。
主人公と一緒に旅をするように急がず読み進める。
彼らの声や回りの情景から聞こえてくる音や匂いが感じられるように。

アマゾンで「忘れられた巨人」を頼んだ時に、
ついでに「わたしを離さないで」Never let me go をキンドル版で買う。
なんと、いくら読み進めても知らない単語に出くわさない!
誰でも読める平易な英語。
訳者の土屋政雄さんって、すごい人だなと思う。

以上、この文章が皆さんの読書の邪魔にならなければいいのですが・・・。

よろしければ、皆さんの読中感?も教えてください。

では、また。


次回はカズオイシグロの新作「忘れられた巨人」

皆さん、こんにちは。
昨日の地震にはびっくりしましたね。
大丈夫でしたか?

さて、6月の読書会のお知らせです。
テーマ本は、カズオイシグロの新作「忘れられた巨人」です。
読書会では「わたしを離さないで」以来、
2度目のカズオイシグロです。

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第94回白金読書会
カズオイシグロ「忘れられた巨人」早川書房
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「わたしを離さないで」は、やはり読書会をやっていたから出会えた本です。会を始めた当初は、本を選ぶために自分の読んだことのない作者のものをなるべく読むようにしていました(食わず嫌いってありますよね)。カズオイシグロは「わたしを離さないで」を読んでから、自分の作家になりました。幸運なことだと思います。
6月には作者が日本に来るようです。
http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2015-04-24-114326.html
(サインもらいに行こうかな)

では、久しぶりのカズオイシグロの新作を、
じっくり味わってみましょう。

日本病は死なず?

皆さん、こんばんは。
5月の読書会は山本七平・岸田秀の対談本です。

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第93回白金読書会
山本七平・岸田秀「日本人と日本病について」文春学藝ライブラリー
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この対談本は1980年の発行です。
(私が大学を卒業して社会人になった年です)
35年の歳月が流れています。

この間にバブルがあり、バブル崩壊があり、
ソ連はロシアに戻り、
自民党が政権を一度失い、
9.11があり、3.11があり、
今まさに日本国憲法が改正されるかもしれないという時期にあります。
しかし、私たちは全員進むべき道を見失っているように思えます。

この二人の視点で現在をとらえるならば、
どんな世界に見えるでしょうか?

もし、今、山本七平と岸田秀が対談したら?
あなたはインタビューワーです。
どんなことを二人に訊きますか?

二人はその質問に対してどう答えるでしょう?

皆さんの意見を聴きたいと思います。

この間に日本人の何が変わり、
何が変わらなかったのでしょうか?

てなことを考えながら読みました。
それでは明日皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
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