ケアンズから休憩を入れながら4時間半くらい、正午頃にクックタウンに着きました。
人口は2,700人くらいの小さな町です。
この町を走っている車は4WDのピックアップトラックが多いです。
舗装された道は街中とケアンズへの道路くらいで、その他は舗装もなく、また雨が降ると川になってしまうところもあるからです。
クックタウンの海岸。
この先の沖の方でエンデバー号が座礁したらしいです。
クック船長上陸の記念碑だそうです。
この辺でランチを取ることにしました。
通りのサンドイッチ屋(Cooktown Cafe)さんで買ったChiken Bacon Pine Cheese Turkishという長い名前のサンドと、コカコーラゼロ。(合計$14.50、約1,400円、※コーラ缶が300円くらいです)
手のひらに収まるホームメイドのクランチも買って$20を超えました。
ちょっと小腹を満たすつもりで買ったのですが。。。
こんな田舎でもこの値段。。。毎回驚くばかりです。
(弊社のボランティアプログラムは食事3食付きなのでご心配なく)
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食後、クックタウン博物館へ行きました。
一応、今回の目的の一つです。
実は入り口はこの建物の裏にあり、このような仮設のような建物から入ります。
入るといきなり、大きなアンカー(錨)が展示されていました。
エンデバー号が座礁した時、船を沈めない為に、重いものをたくさん海に投げ捨てたそうなのですが、その一つがこのアンカーだそうです。長さ6mくらい、横幅は4メートルはあったでしょうか。
1971年に、200年ぶりに引き上げられた時の写真とニュース。
エンデバー号のリアルな模型も展示されています。
当時のことを説明するポスター類。
今でも不思議に思いますが、空もまだ飛べない時代、よくここまで世界地図が書けたものです。
この他にも、19世紀にはじまったゴールドラッシュのことや、アボリジニーの生活・文化などに関連する展示物もありました。
見応えはやはり、海から引き揚げられたアンカーですね。
ちょっと驚くくらい、大きかったです。
当時の説明についても勉強になることは結構ありました。
この後、車で近くの展望台へ。
-Grassy Hill Lookout-
クックタウン最大の川はエンデバー川と名付けられています。
クック船長も上陸時にこの場所へ登って、沖のサンゴ礁や海岸線の位置、周辺の地理を確認したそうです。
この場所は町から車で5分の場所にあります。
徒歩でも20分くらいで登って来れるそうです。
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ここを後にし、早めにケアンズに戻ります。
なんせ、片道4時間ですので。。
途中の道で、こんなところがありました。
オーストラリアの国旗、そしてなぜか日本の国旗も掲げていました。(もう一つは「アボリジニー」の象徴旗だそうです)
クックタウンへ向かっている時も気づいていたのですが、そのまま通り過ぎたので、帰り道に寄ってみました。
果物とか売っているお店みたいです。
ホームメイドっぽい、はちみつやらスパイスソースやらも。
どうやら、ここは無人販売で、「お金をここに入れてください」とありました。
「あなたの誠意に感謝します」というサインボード。
下の方に「Yuki」と書いてあります。日本人ですよね。
日本の国旗にも合点がいきました。
こんな何にもない荒野の、砂漠の土地に住んでいらっしゃるんでしょうか。。。
もちろん離れた、もう少し便利なところにいらっしゃる可能性もありますが、こうやって果物とか販売しているということは、そういうことを郊外の農場とかでやられているんでしょうね。
バナナとパッションフルーツ3個を頂き、3ドルちょっとでしたが、5ドル札しかなかったのでそれを入れました。
Honesty込みということで。。。
ケアンズまでまたドライブが続きます。
とっても日差しがまぶしかったのですが、午後は太陽を背に走っているので大分運転しやすかったですね。