冬の防災対策 わが家の防災週間進捗7 | Jennyの玉響記

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北の大地で暮らす日々の中のほんの一時、玉響を切り取って集めた雑記帳です。

本日二つ目の投稿です

 

北海道では、冬の災害がとても恐ろしいです

停電、物流停止などになれば凍死する人が多数出ることとなるでしょう

北海道の中で温暖といわれる札幌などの道央圏でも、最高気温が氷点下になることは珍しくありません

 

温かさの確保は直接命と結びついています

 

避難所の設営なども含めて真冬の防災体験など実施していることもありますが、皆さん寒くて眠れなかったなど辛さを訴えていました

 

真冬に避難所は危険なんじゃないか

冬こそ可能な限り在宅避難する方がよいのではないかと考えています

 

まず、停電でも使えるポータブルストーブと灯油の準備は必須です

更にカセットコンロとガス。暖かいものが食べられないと寒さが身に染みますから

 

それと、案外見落としがちなのが、部屋を区切ること。

カーテンなどで部屋を区切っておくと、暖房の効果が大きいです

狭い範囲を温める方が早く温まります

その代わり、ヒートショックに注意しなければいけませんが・・・

 

フローリングにラグを引いておくのも床からの冷えを軽減します

 

ひざ掛けや毛布、湯たんぽなども用意しておきたいですね

 

あと、暖かインナーも持ってると便利です

外に一枚着るよりも、中に一枚着る方があたたかいと聞きますし、復旧がいつになるかわからない場合は、暖房=灯油の節約もできます

特に北海道民は、お部屋を温かくして薄着で居たい民族なので、特に持っていた方がいいかもしれません

室温が二十度切ると辛いです

私はお正月に新潟の友人宅を訪ねて凍えました。

外気温が氷点下にならないくらいで、室温は14度でした(北海道民が来るということで、気を使って暖かくしてくれていました)

 

 

 

さて。おうちの対策も重要ですが、本題は外での被災です

 

例えば、外出先で被災したら

停電で空調の無い会社に一晩泊まらないといけないとしたら

もしも吹雪などで車に閉じ込められたら

寒さ対策が生死を分ける可能性が大きいです

 

特に雪の中で車に閉じ込められた場合は、マフラーが埋まると一酸化炭素が車内に逆流し、一酸化炭素中毒になるのでエンジンを切らなければいけません

暖房の無い車内は1時間ほどで氷点下になります

 

会社で一晩過ごすにしても、硬い冷たい床からの冷えは避けられません

 

そこでまず用意したのがカイロです。

ブラックアウト以降普段から節電をしていますし、今年はコロナの影響でドアを開放しているので冬は寒いことが予想できます

普段から使っていれば自然と会社にストックできますし

 

それと、足先用のカイロ

指先や足先からの冷えを軽減するだけでずいぶん違います

 

 

プラスしてアルミシート

用途別に二種類購入しました

 

左のSOLヒートシートは二人用なので大きいサイズです

体温を守るのも大事ですが、使用時にカサカサしないということで決めました

 

右のハイマウントのサバイバルシートはゴールドとシルバーで効果が違います

熱を吸収するゴールドと、反射するシルバーのリバーシブルになっています

 

 

 

とりあえず、現時点での冬の対策はひと段落ですが、より良いアイデアがあれば随時アップデートしたいと思います

 

 

もっと具体的に想像してみたい方は、こちらをどうぞ

実験、体験の様子が記事にされています

https://www.jiji.com/jc/v4?id=201503midwinterdisaster0001