勤務校の本棚にあった本です。


中学校は魅力的な本がたくさんあるのが嬉しいです。(利用者な少なさは悲しいですが。)


 

 恵美ちゃんは「みんな」を信じない。それはある事件がもとで足を怪我したから。治らない、一生松葉づえ。そんな恵美ちゃんが気になる由香ちゃん。恵美ちゃんの周りの子の話と、弟のブンの周りの子の話が第三者の目から語られてます。


「友だち」って何だろう?

いろんな「友だち」があっていい。

恵美ちゃんは辛い事故のおかげで「友だち」を見つけた。「みんな」は友達じゃない。


子どもに友だちがたくさんいたら嬉しいと思う。でも本当は、表面上だけのともじゃなく、真の友だちが必要なんだよね。数じゃない。どれだけその子が交友関係で満足できてるか、なんだよね。


中学生以上にお薦めです。