ついに。
ついに。
あーついに。
この日、このときを迎えてしまいました。
帰国です。
長らくお世話になった「WiFiブティックホテル」の部屋に別れを告げ。
2階のレセプションでチェックアウト。
ホテルを後にすると、キャスターを引きながら香港国際空港へと向かうバス、CityFiyer-A11番のバス停へと歩いて向かいます。
「空港→市街」なら、A11はホテルの比較的近くに停車してくれます。しかしその逆、つまり「市街→空港」ですとA11のバス停はホテルからやや離れたところに。なので「帰りは空港まで電車もアリかな」と思ったりもしていたのですが。
前の日、A11のバス停まで試しに行ってみましたところ。
なんだ、大した距離ではないじゃん。
地図だと遠い印象だったのですけれどね。
こうして実際に歩いて確かめてみないといけませんね。
バス停で待つ間、CityBusのスマホアプリを起動。
これには到着予定時刻が表示される機能ありまして。
かなり正確。
表示が「7時50分到着」だったのに対し、実際にA11が来たのは7時51分。
バス停には、ワタクシたちより先に待つ人たちが何組か。
「座れるかなー?」と心配していたのですけれど。
乗り込んでみたら、案外と空いておりました。
考えてみればA11はA21のような「都会路線」ではありませんのでね。
利用客もそこまで多くはないのかな。
「港澳客輪碼頭(信徳中心)」、つまりマカオ行きフェリー埠頭の前あたりを通過。
高速道路の支柱に描かれたウォールアートが幾つか。
これは往路の際にもバスから見ていたのですが、写真を忘れておりまして。
「帰りは絶対に撮らなきゃ!」と、こうしたものが大好きなウチの奥さん太子さん。
バスの車窓に流れる景色を見ていると、「あー終わっちゃうのかー」という寂しさが胸中をよぎるのはいつものこと。
でも。
今回はその気持ちがやや「浅い」ような。
長めの日程ではありましたし、「やりたいことがやれた」ということなのかな。
もちろんやり残したことだってたくさんあるのですが。
A11が香港国際空港に到着したのは8時45分。
途中、事故を起因とするらしき渋滞にハマり、少しハラハラする場面もあったのですけれど。
結局のところ、ここまで1時間もかかりませんでした。
(太之輔)