『益昌大廈』の件 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です


先日の早朝、いつものように起床してすぐスマホのチェックを始めたウチの奥さんであります。突如として「あーやっぱりー」と声を上げました。「え~、どうした~?」と、まだネムケ眼のワタクシ。
聞けば香港政府観光局から何やら情報が入ったとか。
彼女はtwitterを登録しているのです。
で、その内容はと問えば。
『益昌大廈』のオーナー会社より「住民のプライバシーに配慮して、撮影はご遠慮いただきたい」とのこと。
「あーやっぱりー」
つい同じセリフが口から出たワタクシであります。

『益昌大廈』の説明は要らないですよね。
当家が初めてここを訪れたのは、昨年の香港旅行。その迫力に圧倒されたのはまだ記憶に新しいところなのですが、「ここ、いずれ部外者は出入り禁止になってしまうのでは?」という危惧をそのときから抱いていたのです。
どこの国のヒトかは存じませんけど、かなり傍若無人な振る舞いで写真を撮りまくっている一団を見かけたりしましたので。
連日こんなんじゃ、居住者もイヤだろうなと。
いや、私たちだってそこに入り込んで写真を撮ったわけですから同類。それなりに気を使ったつもりではありますけれど、「ウチらだけは別」なんて言うつもりはございません。
ともあれこんな調子ではいずれ…と思っていたのですが、ああやっぱり。

アチラ側としても、苦渋の申し入れだったのかもなぁ―と想像するのです。観光都市香港、来訪者に対してあまりムゲには出来ないけれど、さりとてこのままでは住民のプライバシーが守れないし。
やむにやまれずという部分もあったんじゃないかなぁ。

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そんなわけで『益昌大廈』、もう一度くらいはと思っていたのですが、こうなるとちょっと行きづらくなっちゃいました。
でもまあ「鰂魚涌」とか「太古」とか、あのあたりって『益昌大廈』抜きでもかなり楽しそうではありますけれどね。

(太之輔)