『有吉くんの正直さんぽ・香港SP』 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

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香港へ行けるのは、まだまだ先。でもそれまでの間、関連する記事を何もアップしないのもちょっと寂しいので、多少無理やりネタを捻出です。
たまにはテレビのハナシでも。
 
テレビの旅行番組で取り上げられる「香港」というと、たいていは「ゼータクな食事とゴーカなホテル、エンディングはシンフォニーオブライツ」みたいなキレイキレイな内容になりがちで、香港独特の"ガチャガチャ感"はあまり伝わってきません。
そういう点ではむしろバラエティ企画のほうが良かったり。そう、1月11日にフジテレビで放送された『有吉くんの正直さんぽ・香港SP』のように。
なにしろしょっぱなから「金魚街」ですから。
あと、登場した飲食店は「添好運」、「興記煲仔飯」、「銖記海鮮飯店」など。
最近やや"出過ぎ"の感がある「添好運」を除けば、なかなか鋭いチョイス。
街歩きの途中、ところどころで見つけたモノを買い食い。これ、過去の番組では意外とありそうでなかったシーンかも。
ほかにもいろいろ面白かったのですが、そうした番組の内容もさることながら、個人的に最も興味深かったのは演者さんたちの反応。
「香港は初めて」というのはゲストのバカリズム、そして番組MCの生野陽子アナ。
しかし、そのリアクションはまことに対照的。
「もともと海外は苦手」と言うバカリズムは、かなり引き気味。
逆に生野アナは最初からテンション上がりまくり。
同じ「初めて」なのに、この違いはどうよ。
そう香港って、誰にとっても楽しかったり美味しかったりする場所では必ずしもないんだよね。どちらかというと「ヤダ」と言う人の方が多いような気も。
だから現地の食べ物を口にして「なにこれ?」という表情になるのは、ある意味まことに正しい反応。
『有吉くんの正直さんぽ・香港SP』は、それを偽りなく画面に出した、まさしく「正直」な旅行番組なのでした。
 
あ、思い出したのでついでにひとつ。
過去に日本で放映された香港関連番組の中、「いまだこれを超えるものはない」と個人的に思うのは、『快傑!コウジ園』で行った香港。
わざわざ朝靄のピークに連れて行き、ガイドが「ホントはここ、夜景がきれいなんだけどね」とか言ったりするわけですよ。あれ、もう一回観たいなー。
 
(太之輔)