SHERLOCK SEASON 2「バスカヴィルの犬(ハウンド)」の件 | 香港道楽 弐番館

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まずは簡単に感想とか疑問とか。
 
やや冗長に感じられる展開。個人的な感想としては出来は第一話より下かと。いや、第一話が素晴らしすぎたと言うべきか。
物語の内容はSHERLOCKというよりX-FILES。シャーロックとバリモア少佐の間で交わされるエイリアン云々の会話は、そのへんを制作側が意識していると思われ。
ジョンが怯えるシャーロックをなだめつつ「スポック」というセリフ。これはスタートレックのスポックのことだよね。
いかに高位の通行証を持っているとはいえ、機密の生物化学兵器を開発しているような軍の基地へあんなに簡単に入り込めるか?それと、通行証の不正使用がバレた(バレかけた)のに、あんなに簡単に開放してもらえるか?
バリモア少佐は「エイリアンの名前はアボットとコステロだ」と言うけど、これ、日本流では「エンタツとアチャコ」ってところかな。ジョークにしても古い。
"HOUND"の謎解きはイマイチだけど"UMQRA"の暗号には笑った。ジョンってば、なまじモールス信号が読めるだけに。
魔犬の正体は秀逸。赤い目がコワイ。
それにしても、絶対にホモネタは入れてくるんだなぁ。
 
さて、またまた本筋とはあまり関係ないハナシをひとつ。
気になったのは、今回の事件の依頼人であるヘンリー・ナイトが自宅に銃を置いていたこと。映像ではベレッタM92Fステンレスモデルのように見えました。
イギリスは日本と同じように銃規制が厳しい国のはず。一般人が拳銃を、それも護身用としてはいささか性能過剰とも思えるM92Fなんか持っていいの?
調べてみましたところ、イギリスの銃規制がかなり厳しいのはたしか。ただ日本と決定的に違うのは、正当な理由さえあればどうやら拳銃の所持が可能らしいこと。もちろんそう簡単に許可は下りないようですが。ヘンリー・ナイトは金持ちですから「防犯上拳銃所持の正当性が認められていた」という設定なのかもしれません。
あ、そういえばジョンもSIG P226を持ってるな。あれはなんでだろ。ジョンは元軍人だから、退役後は特別な所持許可が得られたりするのかな?残念ながらこのあたりはよく分かりません。
まあイギリスは狩猟文化のある国。それだけに散弾銃の所持は比較的容易といいますし、銃規制については必ずしも「日本と同様」というわけではないようです。
 
さて、次回はいよいよ第三話。第二シーズンの最終回です。なにしろタイトルが「ライヘンバッハ・ヒーロー"The Reichenbach Fall"」だもんなぁ。やっぱりあーなってこーなるのかなぁ。
 
(太之輔)