トイガンインプレ:東京マルイPx4-⑤実射・作動編 | 香港道楽 弐番館

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イメージ 1スライドを引いて初弾をチャンバーへ。
ここでセフティON。連動してハンマーがダウンします。
「デコッキングシステム搭載」。マルイはこれをPx4の特徴のひとつとして挙げていますが、他社製品の、たとえばM92Fなどではとっくの昔にやっていること。また、「セフティを操作すると、ファイアリングピンを模した六角穴付きボルトが実銃のように連動」とあるのですが、これまた他社では「六角穴付きボルト」よりもっとリアルな形状のファイアリングピンを再現しています。いずれも「特徴」として仰々しく記するほどのことでは…。
ちょっと話が変わりますけれど、実銃のセフティには出っ張りの少ない「ステルスレバー」なるものが存在するとか。マルイさん…以下略。
セフティをOFFにして、発射準備完了。ちなみにセフティONは比較的軽く動きますが、OFFはちょっと固め。
レストポジションにあるトリガーに指をかけ、力を加えると、ハンマーがスーッと起きていきます。トリガープルは、ダブル、シングルともに軽くスムーズ。
トリガーを引き切ると、銃がバンッ!と咆哮。速く重い反動は、手首から腕までもを揺するほど。さすが、ファイブセブン譲りの直径15mm大口径ピストンカップ。ダテではありません。フルリコイル時にグッと受け止められる感じがするのは、リコイルバッファーの効果でしょう。
時期は一月。室温は20℃前後。ガスブローバックには厳しい環境ですが、それでもこれだけ動くのですから大したもの、もちろんマガジンの適度な保温が前提ではありますけれど。
ここでひとつトラブル情報を。撃ち始めてすぐに、ブローバックはするものの弾が出ない-という事態が発生しました。マグを抜いて確認したところ、BB弾が途中で停まり、リップまで上がってきていないことが判明。どうも樹脂製のマガジンリップと亜鉛製のマイメージ 2ガジンケースの継ぎ目あたりで引っかかるようです。リップをバラして内部を見ても、とくにバリなどは認められませんでしたが、内側のエッジをヤスリで少し丸めてやったところ、以降同じ不具合は発生しなくなりました。
そういえばリップとフォロワーは他のパーツより成型が粗いような…。ひょっとしたら外注品?いずれにしても、マルイ製品にしては珍しいトラブルです。
そんなこともありつつ、慣らし運転とホップの調節をかねて100発ほど撃った後、グルーピングテストを開始。テスト条件は、インドア距離5メートルからの依託射撃。BB弾はマルイの0.25グラムです。
5メートルでは近すぎる?分かってはいるのですが、家庭の事情でして…。
そのかわり発射弾数は10発としました。通常のグルーピングテストは5発くらいで行われますから、それよりは厳しい条件です。
結果、グループは3~4センチほど。もちろん性能としては立派にAクラス。でもイジの悪い言い方をするならば、マルイのガスブローバックとしては平均的な成績。イメージ 3
固体のクセなのか右下に着弾する傾向です。右の写真は結果の一例ですが、フロントサイト一個分上を狙っています。
ちなみにターゲットペーパーは自作のもので、四角い方眼は2センチ間隔です。
マガジンにガスをフルチャージしての発射可能弾数は、自分が試した範囲では70~75発くらい。マガジンを人肌+αくらいに暖めつつ、10発撃っては冷えからの回復を待ち、また10発…というふうに行いました。マルイPx4の装弾数は25+1発ですから、ツーマガジンは余裕を持って撃てることになります。
 
【ご注意】グルーピングや発射可能弾数などは、あくまでも目安とご理解ください。様々な条件によって変動します。
 
(太之輔)