先週、ステュワートさんが学会でアメリカ行ってたんですが、メジャーリーグの試合もついでに見てきたようだ。(ひとりでするいぞー!!)
試合はマリナーズとどっかのチーム。(忘れた・・・・)
一番印象に残ったプレーヤーはマリナーズのイチローだって。
彼が打席に入った時のバックスクリーンに映る姿が、まるで日本のサムライに見えたらしい。
ん? "サムライ・イチロー"
そういわれれば、たしかに、ステュワートさん! よーくわかっていらっしゃる。
実は彼。黒澤映画のファンでもあり、Seven Samurai! (複数形にならないんだね)ってわけわからんこともいっていたぞよ。
彼のインタビューぎらいはアメリカでも有名らしいが、それでもマリナーズのHP に行けば、インタビューのビデオを見ることができる。
いつも、日本語しか話さないイチロー。
プレスに「今の気持ちを英語で言ってください」って頼まれても、
イチロー「僕は常に自分の気持ちを正しく伝えたいと思っている。だからできない。」
と断るのだ! すげー!!
去年、大記録を打ち立てたとき、プレスに
「ベースボールを楽しんでやっているか?」
みたいなことを聞かれたときも
イチロー・・・
「こちらにきてよく"楽しんでやれ"とか"楽しいか"と聞かれるが、
僕は一度も楽しいと思ったことはない。
楽しくやるとはジョークをいいあったり、笑顔でプレイすることなのか?
楽しくやるということが、理解できない。
プロは常にもっとうまくなりたいと真剣にやっている。
それが、プロとアマチュアの違いだ。
楽しいというよりいつも怖い。」
・・てなことを言っていた。
これまた、プレスの理解を超えてしまい、いったい"怖い(scare)"とはなんじゃ??という質問が続くのであった。
彼が修行僧と言われ、ステュワートさんにもサムライと言われるイチローであるが、決して"怖くて"がちがちになって失敗するというような日本人にありがちな展開は見られない。
彼は明らかに"怖さ"を"楽しさ"にうまいこと変えているとおもう。
しびれるような"怖さ"を楽しんでいるし"怖さ"を乗り越えたときに喜びを感じているはず・・・
と、思うのだが・・・・実は、99%は苦しいのかなー?
"怖さ"を乗り越えるための日ごろの努力を見せなかったり、から元気やジョークで楽しさを演出するより、イチローの正直な生き方が気持ちよい。
先週はじめてイチローが長めの英語のスピーチをした。
いいじゃない。英語のスピーチも! こんにゃろめ♪(←ii8-iiさん風)
彼のゆっくりしたスピーチの一言一言の間に聞こえる球場のファンの歓声もうれしいぞよ。
一言でいえば・・・・・・・・・・・・・イチローはCOOOOOOOL だ!!!