ふうたの靴紐の話。
オランダに来てから、スパイダーマンの紐靴を買った。
2ケ月くらいは学校にも喜んで履いて行っていたのだけれど、急に長靴で行くようになった。
「先生に結んでもらわないといけないんだもん。」とのこと。
前に「靴紐を結ぶってオランダ語で何ていうか知ってる?」と聞かれ、「知らない。何て言うの?」って答えたら、「うーん、先生が言ってたんだけど・・・忘れた。」という会話をしたことがある。
4歳、5歳の子は、よく先生に足を出して靴紐を結んでもらっている。
日本だと、「紐靴禁止」かな?それこそ、「入学のしおり」に書いてあるかしら?
私も、イエナプランの研修中に先生が靴紐を結んであげる様子を見て、新鮮に感じた。
でも、そんなにとれるわけじゃないし、みんなが履いてくるわけじゃないから、1日に数回。
それでも、先生たち優しいなあと思った。
その他にも水筒が空かなかったり、バナナの皮が向けなかったり、スモックが脱げなかったりすると、すぐ先生の所へ行く。先生は自然にやってあげている。
日本だと、「自分のことは自分でする。」っていう文化が強い気がする。
でも、それもこれも、先生に余裕がないことも原因なのかもしれない。
そして、「出来ない時にはすぐに人を頼ろう。」っていうことをもっと教えていい。
ふうたの場合も、靴紐を結ぶことを先生に頼むのは嫌なのだと思う。
オランダ語が分からないから嫌なのかもしれないし、なんとなく恥ずかしいのかもしれない。
「靴紐を結んでくれますか?」って言えるようになるのと、自分で靴紐を結べるようになるのと、どちらが先か・・・。
たぶん、その前にあの靴が小さくなるな。。。笑