昨日、出かけた

その前とその後は何したかなんて覚えていない


日々課題で追われる毎日

記憶に残らない日々が続く

あと何日続けたら記憶に残るのだろう


曖昧な記憶を

彩るためにCDを聴く


僕は浸る

昨日と同じ再生ボタンを押して

自由と無責任の日々を思い出す

そして、いつしか聴くのをやめた


音を記憶していた

将来なんて

遠い未来だと思ってた

自分は自分だと思ってた

常に同じ音を奏でられると思ってた


朝が覚めたら、それに気づいた

CDラジカセが点滅している

僕はそのまま寝てしまっていたんだ

一時停止のボタンを押して寝てしまったことを