この記事の閲覧数が最も多くて,アッテネーターの注目度高いんだなぁと感じています
一応注意喚起させていただきますが,アッテネーターはちゃんと作らないとマジで危ないですので本当に注意してください。
エフェクターに流れる電流とは本当に桁違いなので。
最悪感電したら命が危ないです
それに能力不足のアッテネーターは超高温になります
アンプを壊すだけでなく,火事になる可能性もあるので,しっかり設計検討してください。
最近私のアッテネーターに似た製品がヤフオクやメルカリに出ているのを見ますが,素人がハンドメイドした物は本当に危ないですし,何かあった時に保証してもらえないですので,安くても手を出さないようにしてください
メーカー品は高いかもですが,安心を買うつもりでメーカー品を買ってください。。
最後に,この記事を参考にアッテネーターを作っていただくことは構いませんし,参考にしていただけたら嬉しいですが,何かあった時は自己責任でお願いします!!
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検討に検討を重ねてやっと完成しました!アッテネーター!
これで100Wのアンプを自宅で鳴らせるはずです!
はずです
仕様はインピーダンス8Ω用で,まず刺したら固定で-20dB減衰(100Wが1W)され,その後段に0〜-40dB(最大1Wが0.0001W)の可変部が続きます
構造はπ型アッテネーターというもので作ってあります
以下のブログを参考にさせていただきました
ありがとうございました
リンク貼らせていただきましたが不都合がありましたらご連絡くださいm(_ _)m
自分はそもそも前段を-20dB狙いで作っていて,8Ω用だとR1が10Ω,R2が40Ωで大体値は合います
組み立て後にスピーカーを刺してインプット側からみた抵抗値が8.2Ω位だったのでほぼ完璧です
アンプから100W出力した場合,入力直後のR1aが計算だと80Wかかるみたいなので,並列,直列を駆使してR1aは200Wまで耐えられるようにしてあります
他の抵抗も大体計算の2倍くらいの対電力で部品選定してあります
そして後段に繋がっている可変部分はギャレットさんに売っていたアッテネーターをポン付けしてあります
あとはケーブルの繋ぎ忘れでアンプを壊すのがいやだったので,入力を2つ作っておいて,スピーカーに繋がるアンプをスイッチで選べるようにしてあります
スピーカーに繋がってない側は8Ωのダミーロードに繋がります
1番悩んだのが部品のクーリングとケースの選定でした
結局使い慣れたアルミダイキャストのケースがお店に置いてあって,触ったらヒヤッと冷たかったのでコレならいけんじゃねってことでコレにしちゃいました
まだファンは取り付けていません
で,完成したのがコレ↓
ウチのボグナー アルケミスト(40W)で鳴らしたらバッチリ減衰されました!
-20dBだけじゃ正直足りなかったですね!
後段のポン付け君がいい仕事しています
夜中でもいい音で鳴らせられます
前に持っていたアッテネーターの時に気になってたハイ落ちも,今回はあまり気にならない気がしてます
あと,アンプの出力をガンガン上げると,部屋が狭いせいか,アッテネーターで音量を下げていても若干ハウるような感じがあります
ケースの熱引きを良くするために,抵抗それぞれを離れた場所に取り付けているので,そのせいでおっきいループができてノイズに弱くなっているかもしれません
1番悩んだクーリングですが,40Wのアンプでもフルテンでしばらく鳴らすとケースがチンチンになるので,果たして100Wで使えるのだろうか…笑
究極は扇風機とアイスノンで強制冷却ですかね!
次は適当なファンを選定して取り付けられたらと思っています
完成したらいつか100Wのアンプで試したいと思います!
スタジオでもし火出したら大目玉なので,いつか100Wのマーシャルを買って試します!
いつか