とても親しくお付き合いさせて貰ってる友人夫婦とそのご両親のご好意で、伊勢神宮の外宮のお白石持行事に参加させて貰いました。
岡本町の人達に混ざりいざ‼


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木遣り唄が、響きわたり、お白石を積んだ山車をひきます。

途中、山車をひく綱をぶつかり合わせたり、揺らしたり、木遣りのお兄さんを持ち上げたりと、

独特の掛け声と、唄に合わせてパフォーマンスします。

カッコイイ‼


もし、この道中、怪我人や、事故などがあると、その山車に積まれたお白石は、奉納する事が出来ません。

祭りの活気と無事に奉納する為の慎重さとが、混ざり合っています。

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無事に到着すると、お白石はお祓いをされ、山車をひいた人達に一つずつ手渡され、私達は、それを白い布に包み、神様の新しいお家まで、歩きます。

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一般参拝客はけして入れない場所へ。

一歩踏み入れると、新しいヒノキの香りに包まれる。

たっぷりとした茅葺屋根の神様のお家は、所々金の装飾がされているが、

けして華美では無く慎ましい。

そびえ建つという威圧的なものでは無い。
上手く言えないが、これ以上もこれ以下も無く、正しい答えが存在する。

釘を一本も使わない総檜のこの神様のお家には一ミリの狂いも無い。

周りを包む空気でさえブレが無い。

一点の曇りも、迷いも無い、
紛れもなく

ここは神の領域。

そっと、そっとお白石を置く。

何度もゾワゾワと心地の良い鳥肌が全身を包む。

吸い込まれるような強力な磁力に似た感覚と、けれどけして近寄る事は許されない相反する空気。

長くいてはいけない。

だって、ここは神様のお家なのだから。

たまたま九月一日だったので、

<すし久>さんで、毎月一日にだけ食す事が出来る粥を、

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毎月、粥の具材は変わるそうで、この日はしめじ粥。
朝の5時半にも関わらず、凄い行列。夫妻のお父様が並んでくださっている間に、
夫妻のお母様と私達は、これもまた、一日にしか販売されない、
<赤福>の餅を食す。これも毎月変わるらしく、この日はおはぎ。

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朝の5時半から(笑)

奉納が終わり、<赤福>で、赤福氷。

中に赤福入ってます。

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少し休憩した後、お白石を入れていた空になった樽を載せた山車をひき帰って来ました。



私にとって二度と無いであろう素晴らしい行事に参加させて貰え、その機会を与えてくれた友人夫婦とそのご両親に感謝。


私の周りには大切な人達が沢山いる。

その人達は、私を幸せにしてくれる。

私もその大切な人達を、大切にしていこう。

そう思った。
伊勢弾丸ツアー、山本カナコ、43才夏の終わり(笑)

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