又吉さんと一緒に芥川賞を受賞した 羽田圭介さんの作品を読みました。
ちょっとした感想です。
じーちゃんとの精神的格闘のあと、つかみ取った就職。
じーちゃんとの静かなせめぎ合いの中で自らを改革していって得たもの。
冷静な分析と強い信念といつのにまにかついた自信。
健斗は、新しい職場でなんとかやっていけるだろう。
じーちゃんは、、、。 流れに身をまかせながらも。あがいて、、、。
戦争の話は。じーちゃんの言ってる事が本当だよね。
じーちゃんは、実は賢かった。
娘に罵倒されようが、ひょうひょうと自分の居場所を何とか確保していた。
じーちゃんは、孫の健斗の事、好きだったよね。感謝していたよね。
じーちゃんの精いっぱいの優しさが胸に響いた。
実際に親の老後の面倒をみて、介護生活をするということは、並大抵の事ではない。
それはそれは、いろんな人もお金も絡んできて、恐ろしいほど大変なことです。
こんな、じーちゃん(祖母)だったら、よかったのに。と思った。( 孫の立場から見て。 )
なんかね。いろんなことを思い出して考えちゃいました。
私の父方の祖父はそれなりの人だったけれど。祖母はあまりにもひどい人だった。
すみません。少し暗いことを書いてしまいました。
