結婚して半年くらい経った時でしたか、
元夫が車を買うと言い出しました。
結婚当初はバイク移動でしたが、
維持費や出掛けた時の面倒臭さで
車は持たない方が良いと思っていたので、
車の購入は反対でした。
でも言い出したら聞かない元夫。
元々私は車の運転が大好きで、
どこへでも運転して行くのですが、
車なんて持ったら私が運転させられて
もしぶつけたりしたら、
辛い目に遭うのは分かっているので、
絶対嫌でした。
でも私の意見など無視で、
ほんの数日後に車購入。
私は運転を断固拒否しましたが、
運転好きと言ってしまっていたので
「運転好きなんでしょ」
と、結局運転させられました。
買い物も銀行などの用事も自転車で済むのに
わざわざ車で行かされ、
元夫は助手席でシートをベッタリ倒し
ダッシュボードに足を乗せて
文字通りふんぞり返っていました。
どこかへ行く度に横から
「エンジン回転させすぎ。
ガソリン食うの分からないの?
それでよく運転好きとか言えたね」
と教習所並みに嫌みを言われ、
車間距離が遠いだの
近いだのと文句を言われ、
「本当に運転下手だね。
いつか事故るよ。
俺が予言しといてあげる」
と半笑いで言われ続けました。
私は結婚して元夫の地元に来たので、
土地勘がありません。
抜け道とか近道を知らない私に
「何でここ通るの?遠回りじゃん」
長い信号も知りません。
黄色信号で止まろうとしたら
「この信号長いから!早く行って!」
と言われ、横断歩道を渡りはじめた歩行者を
危うく轢きそうになった事もありました。
隣に乗っていなくても
車でしか行けない店に行けと指示してきては、
道中にもしつこい電話で
セルフGPSをしていました。
もう車なんてなければ良いのに…
そう思っていた矢先、
とうとうその日が
やってきてしまいました。
元夫から電話でちょっと遠い店まで
買い物を言いつけられ、
車で行った時の事です。
大きめの交差点で右折しようとした時、
ゴンっ!
大きな音と、衝撃が…
やってしまった…
頭が真っ白になりながら
近くにあったコンビニの駐車場へ入りました。
降りて見てみると
右後ろのホイールの辺りに傷がありました。
長めの分離帯が見えずに
擦ってしまったようです。
これは隠せない…
どうしようどうしよう
黙っていればバレないかもしれない。
でもバレた時がヤバい。
ただただ冷や汗が流れる時が過ぎました。
今考えるとおかしな行動なんですが、
何故か遠くに住む母に電話をしました。
どんだけテンパってたんだ私…
母は明るく
「大丈夫大丈夫!」
と励ましてくれました。
きっと内心心配でたまらなかったと思います。
でも明るく笑い飛ばしてくれたので
少し落ち着きました。
ハッと思い出して目的の店に行き
買い物を済ませて、店の駐車場で
この傷をどうしようかと思案していました。
そこへ元夫から電話です。
職場で良い事でもあったのか
やたらハイテンションで
マシンガントークしています。
こんな時にネガティブな事を言うと
キレまくるのは明らかです。
どうしよう、今言うべきか、
帰ってからにするべきか…
上の空で聞いていたら
元夫が話しの流れで
「俺はねぇ、どんな時もユウの事
大切にしてるって言ったんだぁ」
と言いました。
その時、反射的に
「車ぶつけちゃったんだけどね」
と言っていました。
するとさっきまでの上機嫌はどこへやら。
瞬時に不機嫌モードへ。
「え?どこ擦ったんだよ!
すぐ帰ってこいよ!
俺がこんなに機嫌良いのに
何でそんな事今言うんだよ!
空気読めないのかよ!」
とか何とか怒鳴り始めた元夫。
さっきまで私の事を大切だ何だと
歯の浮くような言葉を吐いていたくせに
3秒後にはその相手に怒鳴るって
どんな情緒してるんだか。
その後帰ってからはまた地獄でした。
よく見るとタイヤの方にも
傷が入ってたんですね。
でもそれは素人目に見ても軽いもので、
タイヤ交換は必要ないくらいのものでした。
でもそれを見た元夫は
「タイヤ交換してこい!
新品じゃなくて中古な!」
と怒り狂っていました。
私は恐怖を感じて
とにかく元夫から離れたくて
車を走らせました。
そりゃあぶつけた私が悪いですが、
こんなに怒られる事なのかと
悲しくて涙が止まりませんでした。
中古タイヤの店なんて知りませんから
車屋さんへ行ってタイヤを見てもらい、
交換は必要ないと言われてホッとしていたら
元夫から電話です。
「どこ行ってんだよ!」
「◯◯の車屋でタイヤ見てもらったけど、
交換はしなくて大丈夫だって」
と、なるべく明るく答えました。
「何でそんなとこ行ってんだよ!
タイヤ交換なんかしろって言ってない!
早く帰ってこいよ!
サンダルが壊れたんだよ!」
言ってる事が支離滅裂です。
でも元夫なりに
気分を変えようとしてるのかもと
家に帰りました。
すると駐車場で元夫が仁王立ちしていました。
構わず駐車しようとするとドアを開けろと
大声で言っています。
仕方なくドアを開けると
ガソリンの減りを見ていました。
「減ってんじゃーねーかよ!」
怒鳴り続ける元夫。
そりゃ車乗ったらガソリン減るでしょうよ。
しかも今この瞬間も
ガソリン食ってるんですがね。
そのまま元夫が乗り込んできて
以前のブログに書いた、
サンダル返品事件に続きます。
(申し訳ないですが、ポチッと飛べるようにできる技術が私にないので、読みたい方は探してみて下さい)
その帰り道、
ガソリンスタンドに寄れ!
と言う元夫。
ガソリンは常に満タンにしておく主義の元夫は
ちょっと減っただけでも給油していました。
今日の移動ではそんなに減ってなかったけど、
言う通りにガソリンスタンドへ寄りました。
そこで満タン給油をしたら
680円くらいだったと思います。
レシートを見て元夫は
「これが今日ユウが無駄にした金額だよ」
と、冷たく言いました。
この日を境に、
私は車に指一本触れないようにしました。
離婚した今はもうすっかり運転大好きです。
無事故無違反でゴールド免許維持しています。
元夫の下手な予言は
外れたようです笑
合掌。