2009/春夏ミラノコレクション GUCCI

トロピカルの楽観主義的な美しさ。グッチの新しいスタイルに拍手喝采


フリーダ・ジャンニーニが新たに発信したのは、楽観主義的なタッチを暖かな色彩で表現したフレッシュなラグジュアリースタイル。熱帯を思い起こさせるシルエットと、メンズウェアから影響を受けたテーラードを巧みにミックスしたコレクションだ。そのラインナップの一部を挙げれば、明るいカラーのパンツスーツに、大胆なリーフモチーフのプリントシャツを合わせたルック、サファリスタイルのジャケットにミニスカートまたはロールアップしたショートパンツを組ませたルック、ストラップレスのジャンプスーツなど、新しいシェイプが続々登場。ターコイズブルー、パパイヤイエロー、エメラルドグリーンといった、鮮やかな色使いも特徴だ。イヴニングドレスは、きらびやかな金糸入りのプリントや、水晶、アメシストなどの貴石を用いたものなど豪華なデザインがずらり。さらにスナップを付け替えるだけで、ハンドバッグからシックなキャリーバッグに早変わりする新作“ニュージャッキー”にも注目を。








Frida Giannini
1972年、イタリア　ローマ生まれ。ローマのファッション・アカデミー卒。
1997年、ウェアやレザーグッズのデザイン担当としてフェンディに入社。
2002年、ハンドバッグのデザインディレクターとしてグッチに入社。
2004年、アクセサリー・クリエイティヴ・ディレクターに就任し、バッグ、シューズ、時計、ジュエリー等のデザインを統括。
2005年3月、レディースウェアラインのクリエイティヴ・ディレクターに就任。アクセサリー部門も兼任。
2006年2月、メンズウェアラインのクリエイティヴ・ディレクターに就任。レディース、メンズ、アクセサリーのクリエイティヴ・ディレクターを兼任。