こんにちは。四柱推命•欽天紫微斗数•周易•玄空飛星派風水
を子育てに活かしています。オランダ在住欽天ママです。
今日はオランダに来て直面している我が家の一歳の息子の学校問題とオランダの小学校の問題についてお話ししたいと思います。
オランダ国内でも小学校は「公立・私立」に分かれています。国が設立した公立校は約30%です。他にも財団や組織などが作った小学校でも国が学費を負担しているため、オランダ人でも「公
公立校」だとみなしていることが多いのです。
国からの援助を一切受けない私立校の多くは少人数制をとっていて、1学年1クラス/最高8人までしか入学できない方針なのだとか。
場所代・教師の給与・教材代などすべて保護者が支払う学費から賄われます。しかも少人数制なので、1人あたりの負担額は高額で、年間250万円とインターナショナルスクール並みです。
国からの補助金が出ている学校の中でもインターナショナルスクールやモンテッソーリの学校もあります。因みに学費は年間3000から5000ユーロのところが多いようです。
200万以上する学校と比べると設備が悪かったりするようで、学校の口コミサイトに生徒と思われる子が流暢な英語で文句を書き込んでいます。それだけ話せれば大丈夫!大丈夫!と思ってしまいますが笑
因みにオランダではモンテッソーリの公立学校もありますよ。もちろん学費は無料です。
都市部の小学校の抱える問題
オランダは2歳から幼稚園。4歳から小学校が始まります。(早い)
近くの小学生にどこの学校に通っているか聞いてみる事にしました。
すると
「電車で行ってる」
とか、
「ユトレヒト」(アムスの私の住んでいる場所から45時間)
とか、近くの学校に通っている子が少ないのに気付きます。
近所のおばちゃん達も
「あの学校はトルコ語で授業しているのよ!」
とか、
「あの学校はストライキが」
とかアムステルダムの学校には何かと不満が多いようです。
この問題の多くはオランダの深刻な教師不足に起因しています。
オランダの教師は昇給も少なく、特に都会はインフレが進んでいるので高い家賃や生活費払いながら働くのは大変なようです。
オランダ語を話せない移民の子供も多く(我が家も)、対応に追われて仕事量が給料に見合わないと言います。教師の燃え尽き症候群も問題になっているようです。
そこで教師たちはストライキを行うのですが、そうすると、学校は休校になってしまいます。
オランダ語の話せない子は一つのクラスに集められ、初めから落ちこぼれコースに入ってしまいます。もちろん大学にも行けません。
なので、経済的に余裕のある保護者達は教師のストライキが起こりにくく、少人数の小学を選んでるようです。
多くの日本人が見落としているのはオランダの統一試験の存在です。これは13歳で将来が決まってしまう制度なのですが、また別の記事で書こうと思います。
私はオランダ語の特訓をし、ある程度話せるようになりました。そうして思った事が
息子にはオランダ語を勉強する必要は無い。
と言う結論に主人と達しました。住んでいるからには話せた方が良いですが、オランダ語を一生懸命やる必要は無いという結論です。
そう言うわけで、我が家のインターナショナルスクール選びが始まりましたが、
インターナショナルスクールにも100%の私立校や色々な種類があり過ぎて選びかねています。
アムステルダムは移民が多く色々な問題がありすぎて、デン・ハーグやユトレヒトの不動産も探していますが、家との兼ね合いも難しいですね。