結局、歩いて斎場まで行くには

時間がぎりぎりになり、

主人が二往復して、

お葬式が始まりました。


喪主は、主人でした。

最後の挨拶をしていた時に、

主人は初めて泣きました。

本当は、嫌いだった義父。

でも、病気になってからは

きちんと義父と向き合えたようです。


お葬式を終え、火葬場に向かいました。

義父と最後のお別れをし、

控え室に移動しました。

14時だったので、待っている間

今朝の残りのおにぎりやサンドウィッチ、

お菓子などを食べて過ごすことになっていたのに、

義兄が信じられないことを言い出しました。


「御膳も酒もないなんて、こんなのは初めてだ!」

「隣りの控室には、ドアのところにビール瓶の空ビンがたくさんあった!」


『はぁ?』ですよネガティブ

家族葬で、7人だけですよ!

昨日義実家で、そうしようと

みんなで話したはずです。

お酒を飲むのは、義兄だけてす。

ビールは、家からロング缶2本持って来ているのに、何度も同じ文句を言う義兄に

辟易しました。

義姉も、何も言わないんですよ。


新しい火葬場だったので、

小一時間で、骨上げになりました。


義母と主人、私は

本当に疲れ果てました。


火葬場は、宴会場ではありません。

お通夜は、故人の話をして

飲んで偲ぶので、アルコールは

飲んだほうがいいと言われていますが、

火葬場で、

「食事も酒もない!何て淋しい!

控室では、飲んで食べてするもんだ!」

と、ずーっと持論をグチグチ言う義兄。


義母がケチだと思われてしまったかな?