おウチの話になったり、引越しの話になるとき、割と聞く声が「今の家が狭すぎる」「今より広い家に住みたい」という意見。
わかります。
本当に分かります!
今回の引越しを決めた理由の一番は、2LDK→3LDKにしたいという間取り変更からだったのですが、当然、少しでも広くしたいという気持ちがなかったわけではありません。
実際には数平米ですが広くなりました。
前の家では、2LDKだったこともあり、リビングがこの周辺のマンションにしては割と広めにとってある部屋だったのですが、それでも「ここに子どもが大きくなった時に家族4人でいることを考えると狭い」とオットはずっと言っていました。
前の家は約75平米。
都内(の中でも特に我が家の周り調べ)のマンションでは3LDKで70平米台は平均じゃないかと思います。
最近は60平米後半の3LDKの家も出てきたりしていて。
75平米で2LDKにしていたので、全体的にゆとりのある間取りではあったんですね、その分収納も多かったし。
さて、ではそれでも狭い、と思う理由はなぜだったんでしょうか?
それは、死んでいる部屋があったからなんです。
前の家の間取り、ざっくりこんな感じでした。
この、真ん中の部屋が完全に、死に部屋。
子どもがまだ小さく、子どもに個室が不要だった時期に、この真ん中の部屋が完全に「物置」になっていました。
それでも、部屋が分かれているのは例えば誰かが泊まりに来たときに使える、とか、誰かがインフルエンザとかになったときに隔離しやすい、とか、誰にも邪魔されずに作業したいときに便利とかいう利点はあります。
けれども、普段はどうでしょう。
そうやって、分けてつかいたいタイミングって、例えば1年でどれくらいありますか?
我が家の場合、バァバが泊まりに来る3か月くらいに数日と、1年に数日あるかないかのインフルエンザ、あとはアイロン掛けるときとか?くらいしかそのタイミングがなかったんです。
1年で合計2週間くらいのタイミングのためだけにそこを個室として分けておくのって、とってももったいない!!
そう思って、今回の引越しでは全部屋アクセスしやすく、柔軟に使い分けしやすく、広く使えるようにリフォームをしました。
今の間取り。
全室リビングインです。青いところがドアです。
プライバシーがなさすぎると思うかもしれませんが、現状は特に問題ないです。
そして、まぁ若干広くなったこともありますが、こちらに引っ越してきてからとっても広く感じるんです。
それはやはり、使っていない部屋がないこと。
これに尽きるんじゃないかと思います。
もしも「家が狭い」と思っている方がいらっしゃれば、死んでいる部屋がないか、その死んでいる部屋を活かす方法がないかを考えてみてください!
「家が狭くて引っ越したいけど、今より広い家に引っ越すには予算が足りない」
それはそうですよね、広い家は高いです。当たりまえです。
だったら、同じくらいの広さで(もしくは少しだけ総面積が狭くなっても)、無駄がない間取りの部屋に引っ越しませんか?
引越しすると自然と断捨離になりモノが減らせるのでついでに持ち物もコンパクトにできますよ♪
引越し13年で9回もしているからこその、引越し好きだからの考え方かもしれませんが。
引越しが不可能な状態でなければ、引越し前提で考えてみると割と道が開けたりするかもしれませんよ~。