Days of Rust 和訳【56】INXS | 和訳にっき *INXS fan blog*

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INXS / Michael Hutchence / Nuno Bettencourt /
The Police / Sting / 5SOS /

年度末、何かと忙しいですね(´`:)
皆さまお元気でしょうか?
もうすぐ4月なのに急に寒くなったり、天候も不安定なのでお互いに気をつけましょう-。


さて今日はINXS。
ここ最近あまり新曲やヒットチャートに目が行かなくて、原点回帰でINXSをアルバムでじっくり聴いていました。

1993年リリースの9枚目のアルバム『Full Moon, Dirty Hearts』は、イタリアはカプリ島にあるスタジオにてレコーディングが行われた作品。
その前作『Welcome To Wherever You Are』を1992年にリリースした際、ツアーは行わずプロモーションのみ4ヶ月行い、すぐにこのアルバムの制作に入りました。
ポップ寄りな前作とはうってかわり、かなりロックな作り。ゲスト参加も豪華で、レイ・チャールズにクリッシー・ハインドがボーカルとしてコラボした曲もあります。

その間にマイケルに災難が降りかかる訳なのですが、その影響でレコーディングも大変だったようです…長くなるので、また歌詞の下の方にこの件は書きますね(´`:) 
ミュージックビデオも今までとはちょっと違っていて(もちろんライブや本人達がパフォーマンスして出演するビデオもあるのですが)、それ以外の曲では一曲が一つのストーリーとなっているショートフィルムの様になっているビデオが多々。
全曲がビデオで収められた、アルバムビジュアルと題されたVHS(DVDもかな)もリリースされた模様。
(こちらは実物は見ていないので詳細は分かりかねます、すみません…🙏)

今日の曲はアルバムの1曲目。出だしからハードなロックなのですが、ビデオはまた違った印象です。
… ラストの方にマイケルだけ出てくるのですが… このやつれ具合は映像のためのメイクなのか素なのか… もう、ああぁ… という気持ち半分と、どんな恰好でもカッコいいなーという気持ち半分で観ております。

2023年11月16日追記
先日11月3日に、Full Moon, Dirty Hearts The Visual Albumと題され、HDリマスターされたミュージックビデオがアップされました。
元々このアルバムはVHSでビジュアルアルバム(MV集のようなもの)がリリースされている(はず💦)のですが、そのリマスター版のようで、アルバム全曲続けて全てが見られる動画をプレミア公開したあと、一曲ずつアップしています\(^o^)/
以前のMVは非公開となっていますので、リマスターされたものと差し替えました✨

Days of Rust (The Visual Album 2023)/ INXS  1993

Dirty money
Washed rich
Suck my honey
It's a cinch
Use your delusions
To get ahead
I'm not faking
A single breath
*You say these days are made of rust
Counted out
Counted out in loss
I've got plans to prove them wrong*

I got manners
Like a comedy
If you push to hard baby
It's a thin veneer
(*~* Repeat)

Got the new deal
It's like a wish
See me wanting
All of this
Use my delusions
To get ahead
I'm not faking
A single breath
(*~* Repeat ×3)


『Welcome To Wherever You Are』のリリース後、バンドは4ヶ月ほどの間、イギリス、フランス、スウェーデンを含むヨーロッパ各地でアルバムのプロモーションを行いました。
次のアルバム制作に入る前の休暇中、マイケルは、当時の彼女であるヘレナ・クリステンセンの故郷デンマークのコペンハーゲンを訪れます。
どうやらそこで起きた事件。
私はずっとアメリカで起きた事件だと勘違いしていました、ごめんなさい… <(_ _)>

マイケルとヘレナが二人でナイトクラブへと出かけたその帰り。
マイケルは泥酔していたため道路から動かず、そこを通れなかったタクシーの運転手が降りてきてマイケルを殴りつけたという事件。
その結果マイケルは舗装路に転倒し頭蓋骨骨折。臭覚と味覚を喪失するという事態となりました。

カプリ島でのアルバム制作・レコーディングは、バンドにとって過酷なものだったようです。
マイケルは以前からパパラッチの対象とされ、直前のその事件もあり味覚障害となり、かなりのフラストレーションがあったようです。

プロデューサーのマーク・オーピッツと共に島の別荘を所有し、2人ともそこで生活してスタジオに通っていた訳ですが、夜中に家具を打ち壊す音でマークが飛び起きたという事があったとのこと。
スタジオでは、2人が論争を起こした後ベースのゲイリーをナイフで脅すという事があったり、曲に攻撃性が必要だとマイクスタンドを振り回し暴力的になるという事があったり…、その後クリスマス期間にバンドは休暇を取りマイケルの状態も回復に向かい、レコーディングが再開できたということでした。

やはり殴打事件が引き金となっていたとしか思えないのですが…
それでも、その時にバンドが解散や休止とならなかったのは、勿論既にプロジェクトとして進行していたこともあるでしょうが、メンバーは皆マイケルがどんなに暴力的になっても、一番奥底には家族的な愛や心配があったからなのだろうな、と思います。
ま、でも、本当に相当酷かったようです…(つд`)
(いまだINXS StoryのBlu-ray観ていないので、本当にそろそろ開封しようと思います…でも、やっぱりコワイ。)

あまりニュースにならなかった印象のこの殴打事件。
けれど、マイケルの姉のティナさんの新著でもこの事件の結果の先述の臭覚味覚障害、そしてそこから引き金となった鬱症状のことが取り上げられているようで、TVなどのインタビュー動画も数件上がっていました。
この本も入手したいのですが、まだ出来ておりません。

ここまで読んでくださりありがとうございました!




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