「一緒にいることがすべてだ」「紙の上でのことなんて」
と彼は言う。
奥様には「情はある」と。
…そんな百万人が言い尽くしたような言葉を。。
そして、私も百万人が言い尽くしたであろうことを思うのだ。
「もし今彼に何かあっても、最終的に連絡がいくのは奥様にであって、私ではないんだ」
人の心は法ではどうにもできないかもしれない。
いろいろググッてみたところ、私は「重婚的内縁」にあてはまる。
でも彼の婚姻生活は変わっていても、決して破綻しているとは言いきれない。
そうなると私は単なる「浮気相手」「愛人」ということになるのだろう。
私たちがケンカをすると、
「これ以上負担をかけたくないから出て行く」
「いてくれるだけでいいからそばにいて」
というやりとりが繰り返されることがある。
私は彼を甘やかして、そしてどんどんダメな男にさせているのだろう。
離れるのが怖い。
彼を失いたくない。
彼が私だけの彼でいてくれる保証が欲しい。
年頃の子どももいるし…今一緒に暮らしているのは自分だから…と、自分自身に言い聞かせているけれど、それでもやはり私は不安と嫉妬で押しつぶされそうになる。
彼が出て行くこと、彼を失うことを考えて、自分で自分がわからなくなって、ナイフで自分の身体を傷つけた。
いっぱいいっぱい傷つけた。
着替えを隠したり、身体を見られないようにしていたけれど、傷はどんどん増えるし、そんなの長く続くわけない…彼に見られた。
この女、地雷化してる…と思われただろうか。
