休日の予定が急遽なくなり、バードフードの試作に専念しました。
まずはバードブレッドの定期的な見直しから。
少し前に飼い主さんの懸念を軽減するために、ベーキングパウダーをなくしました。
改めてそのレシピで何回か焼き方を変えながら試しているのですが…どうもしっくりきません。
どうしても水分が底面に移動しやすく、抜けていかないのです。
食品はカラッとしていた方が保存に向きます。
原点に戻り、バードブレッドを知るきっかけとなったHarrisonの製品情報や、Harrisonをいち早く日本に広めた先生のサイトなどを巡回してみることに。
Harrisonのバードブレッドにはアルミニウムを含まないベーキングパウダーが入っています。
鳥に害はないということを考えると、無理に除かなくてもいいのかも…
再度ベーキングパウダー(もちろんアルミニウムフリーです)を加えて焼いてみると、底面に水分がいかず絶妙なほっくり感がでました。
このほっくり感が、我が家のように足で持って食べる子には嬉しかったりするのです。
そして卵ありorなし、オーブンorトースターなど色々なパターンで試してみました。
卵も懸念材料の一つですが、Harrisonのバードブレッドをはじめ海外のバードブレッドは卵を入れて焼きます。
もちろん入れなくても焼けます。
結局色々試した結果、
・ベーキングパウダーあり
・卵あり
・オーブン
この組み合わせが最も美味しそうにできることを再確認しました。
どれも全く危険なものではありませんが、少しでも飼い主さんの不安を解消しつつブレッドの良さを引き出すことが課題です。
説明を入れながら、飼い主さん自身にも選択していただけるような形を考えていきたいと思います。
卵、ベーキングパウダーなしだとこんな感じにヒビ割れし、外がカラッ中はしっとりになる傾向があります。
うすーくクッキーみたいに作る場合には、卵なし、トースターでもいいかもしれません。
ハッとひらめきまた試作に取り掛かりました。
鳥さん用クッキーの素を、パラパラのまま香ばしく焼いてみました。
このままふりかけとしてパラっとふりかけたり、トレーニングのおやつにもいいと思います。
料理教室で作った「オーガニックとりさんクッキー」とはまた違う材料です。
コーンミール、キヌア、ココナッツ、アーモンドパウダー、にんじん、全てオーガニック食材を使いました。
甘い香りが食欲をそそりそうです♪
今後イベントなどでご紹介できればと思います。
持って食べる子向けには、数日保存できるクッキーも作ってみました。
でも今日は試作の神が降臨!
これもうまくいきました。
一旦高めの温度で焼いて、その後低温でじっくり乾燥させることで、水分を飛ばすことに成功しました。
料理教室では時間がかかりすぎて作れませんが、上のパラパラクッキーと共にイベントなどでご紹介できたらと思います。
冷凍庫には大量の試作品たち…
困ったなぁ