今回の課題は、「出会い」です。
色々考えたのですが良いアイデアが出てこなくて・・
前に作った小説から引用しました。
悪魔降臨
○竜崎純平の自室(夜)
部屋の電気は、消され机の上のパソコンと電気スタンドだけが辺りを照らしている。
机の前には、竜崎純平(17)が座りパソコンを見つめている。
薄明かりに照らされる純平の左目は、青く腫れ上がっている。
眉間にシワを寄せ目は、潤んでいる。
純平「クソーあいつら必ず復讐してやる」
パソコンを見ている純平が突然驚いた顔になる。
純平「んー何だこれは・・・・」
食い入る様にパソコンの画面を見つめる。
○竜崎家台所(夜)
食卓には、純平が座りガツガツと食事をしている。
流しで洗い物をする母。
純平「お母さん、これから友達の所へちょっと行ってくる」
母「お前こんな夜中だれの家行くのよ」
純平は、食べている物が口に入ったまま慌てるように席を立つ。
純平「ごちそうさま、ちょっと行ってくるね」
リュックを背負い足早に玄関に向かう純平。
母「早く帰るんだよー」
○工場廃屋内(夜)
月明かりが照らす暗い工場廃屋内は、埃りを被った荷物が幾つか置かれている。
暗がりに立つ純平が、数本のロウソクに火を灯し床に立てていく。
床にチョークで大きな魔法陣を書く。
純平の目には、揺れるロウソクの光が映っている。
ポケットからカッターナイフを取り出す純平。
右手でカッターを持ち刃の部分を左手で掴む。
純平「(強い口調で)邪悪な世界を支配する暗黒の魔王よ、いでよ我と血の契を結ばん」
そう言うと握ったカッターを引き抜く。
左手からポタポタと血が滴る。
滴る血が魔法陣の上に落ちる。
すると薄暗い工場の天井に雲のような煙が立ち込める。
次第に雲は、大きく渦を描き始める。
天井から魔方陣に向けてピカっと光る稲妻。
効果音「(雷音)ドーン」
魔方陣に立ち込める白い煙。
効果音「ドサッ」
女性の声「イタタタタ」
煙の中から現れたのは、ブラック・キャリオ(17)
女子高の制服を着た普通の女子に見える。 キャリオは、魔法陣の中に倒れている。
キャリオ「痛いわねー、なによ突然呼び出して」
驚いた顔の純平。
純平「あれ?君だれ、悪魔じゃないの?」
キャリオ「こう見えても悪魔と人間のハーフよ」