人は、健全であればあるほど

厄介な人と距離を置く。

深く関わろうとしない。


過剰に感情移入してくる人、

必要以上に踏み込んでくる人には、

やはり理由がある。


「愛されたい」「理解されたい」という欲求が暴走すると、

人は無意識に他人を消耗させる存在になる。

そして、人は離れていく。


歪みを抱えた人は、

同じく歪みを抱えた人と一緒にいることになる。


健全な人から見れば、

それはどこか不自然で、気味が悪い。

だが、歪んだ者同士は、その違和感に気づかない。


だから互いに消耗し合い、

関係性の中で傷を増やしていく。


これは、友人関係でも恋愛関係でも起こりやすい。


苦しい生い立ちを持つ人は、

人生の大半が苦しそうに見えることが多い。

一方で、楽しそうに生きている人は、

人生全体が明るく見える。


それは単なる運や性格の問題ではない。

多くの場合、「歪み」が関係している。


幸せになるには、

その歪みに気づき、修正し、

健全な人たちと関わる必要がある——

言葉にすれば簡単だが、現実は難しい。


なぜなら、幸せな人と関わるほど、

その差ははっきりと突きつけられるからだ。


幸せに生きられる人は、

わざわざ危うい人と関わらない。

他人の内面を深掘りせず、

苦しみにも気づかないことが多い。


そしてこう言う。

「考えすぎだよ」

「前向きにいこう」


それは悪意ではない。

ただ、世界が違うだけだ。