今回の紹介は、都々逸。
『どうせ互いの身は錆び刀 切るに切られぬくされ縁』
男性が詠んだのかなぁ・・・なんて、勝手なイメージです。
女性だとするなら、健気な人よりも、勝気と言うか何と言うか・・・そんな人が詠んだイメージですかねw
くされ縁は切っても切れないものだとよく言いますが。
それを錆び刀と称してるところが、粋な気がします。
今のところ、自分にはくされ縁と呼べるような間柄の人間はいないと思ってるんですが・・・
やっぱ、ほんとに切っても切れないものなんでしょうかね?
ちょっと余談になりますが。
“くされえん”って変換すると“腐れ縁”になるので、あんまりいい印象じゃなかったんですが。
“鏈れ縁”って書き方もあるみたいですね。
某サイトより一部抜粋させてもらうと・・・
“腐”と言う字には「くっつく」という意味もあるため、「腐敗するほど長い縁」との意味。
“鏈れ縁”から「鎖のように繋がって離れない」という二つの意味を持つのだそうです。
それを聞くと、“腐れ縁”でもそこまで悪い印象は受けないかも。
それに、“鏈れ縁”ならむしろ「強固な絆」って感じで、いい印象な気もする。
もちろん、その“くされ縁”の対象となる相手にもよるんでしょうけどねw
皆さんにはくされ縁のお相手、いらっしゃいますか?
いいものじゃないとはよく言われてますが、自分にとってはちょっと羨ましいような気がしてなりません。JEKYLL