羽根 | kotonoha.

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世の中に 人の来るこそ うるさけれ とは言ふものの お前ではなし


 『羽根』



 暗闇の中 独り佇む
 誰も僕に気付かない
 ここは終わって行く世界だから


 聞こえるのは 呼吸の音だけ
 瞳には何も映らない
 ―イツニナレバココカラデラレル―


 閉ざされた冷たい扉 硬い感触
 何度叩けば 開かれるの・・・

 開くはずのない扉の 外の世界
 想いを馳せて 眠りに堕ちる


 眼が覚めると いつも思い出す
 夢で笑う彼女の顔を
 僕の生を感じさせる存在


 不意に現れた 光から
 差し延べられた見覚えある手
 無意識に掴んで引き寄せた


 小さな背中にはえた その白い羽根で
 僕を光へと 導いて
 壊れそうなほど抱きしめ 胸の奥で
 叫ぶように 強く願った


 小さな背中にはえた その白い羽根で
 僕を光へと 導いて


 君と一緒に
 イツマデモ・・・ドコマデモ・・・






これは・・・えと。

1年くらい前に初めて書いたものです。

本家にうpしてたけど、恥ずかしいのでこっちに持ってきました。←


メロディとかは全然ないです。

すごく中二病全開です。←


またそのうち書きたいなぁ・・・



JEKYLL