特別なクリスマス | じゃすとどぅーいっと!

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ヨノナカニヒトノクルコソウレシケレトハイフモノノオマエデハナシ

遅くなりましたぁぁぁ・・・(;´Д`)

が、皆様イブを堪能してらっしゃいますでしょうか?


PCのフォーマットとかやってたらこんな時間になっちゃったんですがorz

全くイブらしくないこの日を、少しでもイブっぽくするために。

いっちゃいましょうかね!


羞恥プレイィィィィィ!!!


今年のお題はコチラ

【大好きなあのキャラと、クリスマスデート!・・・プランは如何に?】


って訳なんですが。

企画ももう3年目となると、ついネタがかぶってしまいがちに・・・w


でも、そんなこと考えたら負け!←

早速、妄想しちゃいまーっす(´∀`)


去年の羞恥プレイの設定をそのまま利用するんで、自分は快援隊で働いてる・・・ってことにしといてくださいw


ではでは、イきまっすw



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快援隊で働くようになってから、約一年―――。


少しは慣れてきたつもり・・・とは言え、まだまだ覚えることがたくさんありすぎて、一人前どころか半人前ですら危うい。


地球ではクリスマスだなんだと浮かれているのだろうけれど、今が一番の書き入れ時となっている快援隊には、そんなことを気にする余裕などない。


普段、クールな表情しか見せない陸奥の顔にも、疲労の色が垣間見える。

他の隊員たちも、同じ様に疲労困憊。


そんな中、相変わらずのタフさを見せ付けているのは、この男。

顔色一つ変えずに、笑い声を艦内に響き渡らせているのを見ていると、呆れるのを通り越して笑いが出てしまう。


でも、それ以上に驚くべきは―――


いつも、あんなにフラフラして陸奥に手をやかせているこの人が、机に向かって黙々と作業をしているのだ。


休憩時間や、艦内を見回る時はいつもと何も変わらないのだけれど、社長室にいる時は全くの別人のように、ただ黙って仕事をこなす。


さすが書き入れ時、さすが師走。


けれど、そんなことを考えるよりも先に、違う感情が浮かび上がってくる。

それが、ギャップフェチの性。


(か、かっこいい・・・)


社長の特権(と言うか、私情?)で、社長室で作業させてもらっていることを、心の底から感謝したくなった。


仕事に集中しなければいけないのはわかっているのに。

つい、目が辰馬を映してしまう。


「・・・ノア、ここ間違っちょるぜよ。」


「ぅおぁ・・・!陸奥!?」


急に隣から声がして、椅子から落ちそうになってしまった。


「い、いつ来たの?」


「ついさっきじゃ。おんしが呆けちゅう時。」


「あ・・・ご、ごめん・・・」


大きく息を吐く陸奥を見て、申し訳なさと恥ずかしさがこみ上げてくる。


「・・・まぁ、いいんじゃが。それよりも、ちょっと頼まれてくれんか?」


「ん?何?」


「この荷物、地球のこの住所に届けてきて欲しいんじゃ。」


「え・・・別にいいんだけど・・・・・・いいの?」


「大丈夫ぜよ。中身は危ないモンでもないき。」


「船の操作も、まだ慣れてないけど・・・」


「あぁ、それは―――」


陸奥の言葉を遮るように、ガタンと音が響いた。


「ワシも行くぜよ。」


「・・・は?」


突然の発言に、陸奥と二人で同じリアクションをとってしまった。


「ワシも行く言うちょるんじゃ。」


「何言うちゅうがか。おんし、まだ仕事が・・・」


「終わった。」


「あ?」


「じゃき、ワシの仕事はもう終わらせたぜよ。」


山積みになった書類に目を通した陸奥は、また一つ、大きなため息を吐いた。


「・・・わかったぜよ。」


「え・・・陸奥?」


「明日も仕事じゃき、遅くならんうちに帰ってくるように。」


そう言い残して、陸奥は部屋を出て行った。


「えーっと・・・?」


「さて、行くぜよ!」


何が起こったのか理解するよりも早く、辰馬に背中を押され、いつの間にか船は地球に向けて出発していた。




地球に着くまでの間、何の話をしていたのか全く覚えていない。

辰馬が嬉しそうにしていたことだけは、目に焼きついているのだけれど・・・


住所の書かれた紙を見ながら、辰馬はどんどん先を歩いていく。


クリスマスムードで賑わっている町並みを楽しむ余裕もなく。

置いていかれないように、周りから一つ抜き出たモジャモジャ頭を必死に追いかけた。


ようやく着いたその場所に、荷物を置き。

受取人のサインをもらって、今日の仕事は終わり。


「はぁー、終わったねー。」


「よし!そんじゃ・・・帰るかの。」


「え・・・」


拍子抜けしてしまった。

あんなに喜んでいたから、てっきりどこかに寄って帰るとかするのかと思ったのに。


「どうした?」


「あ・・・い、いや。何でもない・・・」


自分としても、ちょっとばかし・・・と言うか、かなり期待していたのに、こんなにあっさりと「帰る」だなんて。

でも、明日も仕事だし。

お正月過ぎたら少しは暇になるから、それまでの辛抱・・・なんだよね。


それでもやっぱり、ガッカリした気持ちが強くて。

帰り道は、俯きながら辰馬の背中を追いかけた。


すると、少しして辰馬の手がチョイチョイと手招いているのが見えた。

顔を上げてみると、辰馬は振り向かずまっすぐ前を見たままだった。


少し駆け足で近寄って、その大きな手に触れる。


「やっぱり、手ェ冷えてしまったのう。」


温かい辰馬の熱が、一気に全身に伝わったような気がした。


「ん・・・大丈夫。」


手を繋ぐなんて、割と日常的にしていることなのに。

どうしてだか、妙に恥ずかしくなってまた俯いた。


そんな自分を、知ってか知らずか。

辰馬は前を見たまま笑っていた。



“帰り道”は来た時とは違う道を選びながら、ゆっくりゆっくり歩いた。

浮かれた町の喧騒をも、クリスマスソングに変えて。

クリスマスのイルミネーションを楽しみながら。


「寒くないがか?」


「寒くない。・・・けど、やっぱちょっと寒い。」


「あははは。じゃあ、ちっくと待っとーせ。」


少し離れた場所にあった自動販売機に向かうと、ポケットから小銭を取り出して、ホットのミルクティーを一つ買った。


「ほい。」


差し出された缶を受け取ると、じんわりと温かさを感じる。

一口飲めば、体の中を流れていく感覚がはっきりとわかった。


「ワシにも一口くれんか?」


「あ、うん・・・」


缶を渡すと、辰馬もゆっくりとそれを口に運んだ。


(間接ちゅーだ・・・)


別に、どうってことはないはずだ。

間接どころか、普通にしてるくらいなのに。

女子中学生並みにドキドキしてしまう。


また手元に戻ってきた缶に口をつけるのに、ちょっとだけ躊躇ってしまった自分が、何だか可笑しくなった。


普通のことなのに。

自然なことなのに。

誰でもやってることなのに。


普段の辰馬なら、真っ直ぐ帰ったりしないし。

手だってむこうから繋いでくるし。

缶ジュースなんて買うくらいなら、喫茶店にでも入るはずだし。

一つのものを二人で飲むなんてしないし。


だから、こんな普通のことがすごく特別に感じてしまうんだ。

そしてそれが、すごく幸せに思えるんだ。


何の変哲もない普通のクリスマス。

自分はきっと、この“特別なクリスマス”をずっと忘れないだろう。


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おぉふ・・・長い!

いつもながら長い!

ごめんなさい!


ちょっとね、久々に対自分で妄想したら楽しくなっちゃいましたw

相変わらず、文章にはなってないけどもw


何て言うか・・・うん。

クリスマスだからって、別に特別なこととかしなくていいんですよねー、自分。

何か、前にも言った気がするけどw


日常と全く変わらない過ごし方をしても、「今日はクリスマスだ」って思うだけで楽しいと言うかw

そんな安上がりな人間なモンでwww


だから、こんなクリスマスデートで全然おkだなぁ・・・とw


まぁ、辰馬的には普段しないことをしてるから、ある意味“特別”なのだけれどもw

でも、別に意識してこんなことをしてる訳じゃない・・・ってのがポイントですw


何かさー、もうさー。

年を重ねるごとに、EROさよりも癒しを・・・と言うかw

ほっこりしたものを求めるようになってしまうものですねw

対自分じゃなければ、そんなこともないんですけどもw


とりま、そんな感じで羞恥プレイを終わりとさせていただきますw




で、あのすっかり忘れてたんですが。


ポスター用に作った、万事屋ファミリーの図w

アレもちゃんとしたver.を貼っておきますw



お持ち帰りしてくださる方は、一言ご連絡お願いしますw


出来はどうであれ(←そこ重要)、個人的には気に入ってますw

万事屋ファミリー好きっ!



ではでは、今日はここまで!


明日はBL祭りですんでwww

参加者の方も、見に来てくださる方も、楽しんでいってくださいましw


残りわずかですが、素敵なイブになりますようにー!



noah@明日も0時に作品リストうpしまっす!