一番最初の自己紹介でも書いたように、私は1度法科大学院を卒業しており、その後の司法試験不合格により失権しています。

 

私の成績を見て皆さんの今後の進路選択の参考になればと思うので、過去の成績について公開しておこうと思います。

 

【1年目(平成28年度)・2年目(平成29年度)】

短答不合格

 

1年目・2年目は短答落ちでした。

短答の成績通知書は既に処分してしまっていて、どのぐらいの点数だったのかというのが手元にないのですが、当時の足切りボーダーが110点台だったのに対して100点台で落ちていたような気がします。

うぬぼれかもしれませんが、今考えるとこの時点でもし短答通っていたら合格していたかもなという思いが少しあります。明らかに1,2年目に比べて3~5年目の方が論証の正確性、頭の中で論証が出てくるスピードなどの点で圧倒的に劣っていました。それでも後述するような成績だったので、1年目2年目で短答通っていたら・・・とは思います。

 

【3年目(平成30年度)】

公法系科目 123.03点(憲法:A 行政法:A)

民事系科目 129.55点(民法:F 商法:B 民訴:C)

刑事系科目 90.00点(刑法:A 刑訴:E)

選択科目(国際私法) 40.08点

総合:782.70点 (合格ライン:805.00点)

順位:1770位

 

この年からは短答に合格するようになりましたが、それも合格ボーダーギリギリってところ。

論文の方は公法系で謎の爆ハネを見せましたが、民法、刑訴、選択科目が足をひっぱって20点ほど足りず。

やっぱりFがあると、他がかなり取れていても合格はキツくなるというのを思い知らされた年でした。

 

【4年目(令和元年度)】

公法系科目 103.97点(憲法:D 行政法:A)

民事系科目 139.13点(民法:B 商法:D 民訴:C)

刑事系科目 87.29点(刑法:D 刑訴:C)

選択科目 38.79点

総合 761.10点(合格ライン:810.00点)

順位:1966位

 

E評価、F評価は消えましたが、その分Aも減り、点数や順位は前年より悪化。

3年目で残っていた自分以外のローの同期が全員合格し、ゼミなどが十分に組めなかったのが敗因だと思います。

やっぱり自主ゼミを組んで日々検討するのは大事。

 

【5年目(令和2年)】

[短答]

憲法 36点

民法 37点

刑法 24点

合計 97点(ボーダー93点)

 

[論文]

公法系科目:109.58点(憲法:A 行政法:A)

民事系科目:108.09点(民法:E 商法:C 民訴:C)

刑事系科目:120.18点(刑法:A 刑訴:A)

選択科目:39.15点

総合 756.76点(合格ライン780点)

順位:1650位 

 

公法と刑事は合格水準の点を取れましたが、民事で爆死。

成績表を見せたローの同期に、「なんで2科目の刑事より3科目の民事の方が点数低いんだよ!おかしいだろ!」と笑われた伝説の年でした。

 

 

以上が私の失権の歴史です。

 

総じて言えるのは民事系、選択科目、短答が弱いということ。

選択は変えたところでこれ以上の点を取れる自信もないことから変えるつもりはありませんが、今一度しっかり学習し直す必要があるとヒシヒシ感じています。

それから、「民法を制する者は司法試験を制する」とはやっぱりよく言ったものですね。民事系、特に民法は今一度しっかり叩き込まなきゃなと強く実感しています。