私のおじいちゃん
今日、おじいちゃんのいる老人ホームに行きました。
私のおじいちゃんは、もう去年くらいから私のことが誰だかわかりません。かろうじでわかるのは、おばあちゃんだけです。
今日、おじいちゃんは「自分は30歳なんだ」とか言ってました。それじゃあ私のお父さんより、若くなっちゃうじゃない!
おじいちゃんの腕は痛々しいほどに、内出血がひどいです。白血病のせいか、薬の副作用のせいか、年だからか、理由はいっぱいあってわからないけど、見てられないくらいです。腕がどす黒いものにほぼおおわれています。
おばあちゃんは、今はまだ平気だけど、いつかはおじいちゃんみたくなっちゃうのかな。
おとうさんはまだまだ平気だと私は信じてるけど、お父さんがあんな風になっちゃったら、私もうお父さんって呼ばないかもしれない。受け入れられないかもしれない。
おじいちゃんは運動しないから、太ってる。ベッドから起き上がるのも、すごく疲れるらしい。トイレだって、うまくできないから、部屋がくさくなってた。
痴呆症って、怖い。
私がそうなったら、誰が介護してくれるのだろう、いったい誰が気にかけてくれるというのだろう。