わたし怒ってます。
三太の右うしろ足。
生後2ヵ月で wonderful dogs さん
↓
http://www.wonderful-dogs.com/
に保護されたときすでに足先はなく、
生後まもなくブリーダーの繁殖現場で他のワンコに食べられてしまったんだとか。
ま、でも別に珍しいことではありません。
ペットブームの裏側で犠牲を強いられている、数多のか弱き者たち…。
それに関しては追々ジックリ書くとして。
今回は三太の足のお話しを。
本来なら、切断面に皮膚か肉球の一部を移植し→足先を保護するべきなのに、
三太の場合、薄皮を無理やり伸ばして縫い合わせただけという、いわば手抜き処置でありまして
薄皮の下には筋肉組織も脂肪もないため、いずれ骨が皮を突き破って飛び出し→感染症→死に至る可能性がある、
とかかりつけの獣医さんに言われました。
それを防ぐため、今のうちに太もものところから断脚するのが最善の方法だそう。
でもね。
なかなか言えませんよ「わかりました! そうします!!」なんて
で、結論を先のばしにしているうちに、私の不注意で靴ズレを悪化させてしまい…。
お散歩の際、必ず靴を履かせて足先を保護していたのですが、そんなこんなで靴が履けず、いよいよ断脚かと腹を括っていたところ
ある日、気づいたのです。
靴ズレの傷口から、白くて細い糸のようなものが飛び出していることに。
「な、なんじゃコリャ~~!! 」
慌てて病院に駆け込むと、
それはなんと切断面の内部を縫った糸だそう
「内部を縫う場合、ふつう溶ける糸を使うんですけどね。コレは抜糸用の溶けない糸なので、内部で拒絶反応がおき→皮膚が炎症→靴ズレになったのかもしれません」
移植をせず縫ったり、抜糸用の糸を抜糸できない部分に使ったり、
何故そんな雑な処置をしたのだろう
疑問をそのまま口にすると
「コストカットでしょう、ね」
と困り顔のセンセイ
ナあぁニいぃ~!?
コストカットだとぉおOh!!
貴様(ブリーダー)が手術代をケチったおかげで三太は、三太はぁぁぁ~
今も辛い思いをしてるんだぞ
というわけで怒ってるんです、わたし。
「オレっちもなんだかムシャクシャするぜっ ガゥガゥ」
「かあちゃん help me」(byレオン)
そうだね。怒りが三太に伝染したみたいだから。平常心に戻ろうね。
結局、外に出ている糸は切ってもらったものの、まだ中に残っている糸はそのまま。
再び拒絶反応→炎症がおきたら糸を取りだす手術をしなければなりません。
ただ、その反面いいことが1つ。
靴ズレの傷が治り→いい感じのタコになって→肉球の役目が期待できそう →断脚しなくていいかも!?
という経緯で今ココです。
まだまだ気が抜けないけど。
この先も状況は二転三転するかもしれないけど。
さんちゃんのあんよと命を守るために
母はガンバるよ