今晩は、前回の中古車製作の続編です。
今回は、画像も多く長くなりますが
当方で中古スクーターを製作する際は
ここまでやって初めて販売車両となりますので
参考にして下されば幸いです。
(あくまでも、自分の場合ですので)

画像1~4
当方の長期の保管車両なので
キャブレターも取り外して外側を洗浄して

必ず分解します。そしてダメな部品は交換します。
(もちろんメーカー純正部品を使います)
販売が終了してしまった場合は信用の出来る
海外製品を長年お付き合いしてる
部品屋さんに相談して使用する場合もあります。

 

 

今回は、走行が4000キロ程度でしたので
ガスケットセットのみを交換しました。
インナーパーツは洗浄後確認し再利用です。
50歳過ぎの自分ですがまだジェットの文字は
裸眼で見えます。(昔より時間は掛かるけど)

 

洗浄が終わった

キャブレターを組み立てます。

 

画像4&5
リヤサスペンションもヘタっており
交換です。STDタイプの海外製です。
NTBさんの商品です。

 

 

画像6~10
エアクリーナーBOXも
綺麗に洗浄します。


切れていたジョイントパイプも

他の消耗部品も全部純正部品に交換します。

 

 

エアクリーナーBOXに
ジョイントパイプを取り付けます。
取り付け後にゴム系ボンドのG-17を塗布しておきます。


画像11&12
キャブレターを取り付けます。


バッテリーも新品に交換してるので
ここで新しいガソリンを入れて
セルを空回し(オイルを回す為)
終ったらエンジンを掛けてみます。
掛かりましたが回転上昇が遅い。
アクセルに対しての反応が鈍い。

取り合えずエンジンが掛かるのは確認出来たのでOKとします。

 

画像13~21
次に駆動系のメンテに移ります。
キックスターターの戻りが悪かったのもメンテが必要です。

 

 


全部掃除します。

 

キックアームも外して清掃して
ギア部分をグリスアップします。

 

実走行で4000キロちょいですが
ウェイトローラー&ベルトは交換します。

 

ウェイトローラーは取り付けの際は
向きがあるので注意ですよ~。

 

駆動系組付け完了。

 

カバーを取り付けたら
エアクリーナーBOXも取り付けます。
エレメントも新品に交換




画像22~24
シートも社外製ですが新品に替えます。
アンコ(スポンジが削れていたので)

 

しかし・・この左右のガイドが
(本来はシートのBOX内に嵌る)
広すぎる。これはカットしてもいいかも

 

 

画像25&26
ここで1個問題が・・・
オイルタンクのカバーの部品が
割れてた(爆)

 

しかも破片が1個しかない。


この部品も絶版品で社外に替えるしか

無いのですが純正部品と色が違うし
ちゃんと着くかも解らないのと
在庫車のAF27にも着いてないので
社外のカウルを注文しました。
続く。