2016J2リーグ第31節 岐阜戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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3週間振りのJ2リーグです!
J2リーグ中断期間も、ジェフは好調でした。
今日も勝手にプレビューします!





2016J2リーグ第31節
ジェフユナイテッド千葉 VS FC岐阜
岐阜メモリアルセンター長良川競技場 9/11 18:00kickoff





前節 10位
勝点 40
得点 40
失点 38
差 +2
完封 9



今季得点

町田 也真人①②③④⑤⑥⑦⑧⑨
エウトン①②③④⑤⑥⑦⑧
船山 貴之①②③④⑤
長澤 和輝①②③④
井出 遥也①②③
オナイウ 阿道①②③
吉田 眞紀人①②
富澤 清太郎①②
山本 真希①
近藤 直也①
阿部 翔平①
丹羽 竜平①



今季警告(累積警告)/退場

アランダ 警告②/退場①
エウトン 警告⑤(①)
長澤 和輝 警告④(①)
イ・ジュヨン 警告③
船山 貴之 警告③
近藤 直也 警告③
井出 遥也 警告②
山本 真希 警告②
富澤 清太郎 警告②
町田 也真人 警告②
オナイウ 阿道 警告②
若狭 大志 警告②
多々良 敦斗 警告①
阿部 翔平 警告①
北爪 健吾 警告①
吉田 眞紀人 警告①
大久保 裕樹 警告①
佐藤 優也 警告①
菅嶋 弘希 警告①
丹羽 竜平 警告①





J2リーグは、天皇杯の中断期間を終え。
3週間振りの再開です。




J2中断期間中、ジェフは天皇杯1・2回戦を戦いました。


1回戦は北海道教育大学岩見沢校に5-0。
2回戦は、同じJ2の金沢に2-0。
どちらも“ホーム”フクアリで戦い、そして勝利しました。


週中の平日に行われる事の多い天皇杯ですが。
1・2回戦は、J2リーグを中断して週末に試合が行われました。
(一部例外有り)


リーグ戦から大きくメンバーを変えて挑むクラブが多い中。
ジェフは、中断前のリーグ戦岡山戦からほぼメンバーを変えず。
天皇杯1・2回戦を戦いました。
現状では、怪我人と怪我からのリハビリ中の選手を除くと。
リーグ岡山戦と天皇杯1・2回戦のスタメンとベンチメンバーが。
“長谷部ジェフ”の、ベストメンバーと考えられると思います。



天皇杯の1・2回戦は。
J1・J2クラブにとっては、カテゴリーが下の。
悪い言葉で言えば“格下”相手の試合が多い事と。
リーグ戦の合間の、週中の平日に試合が開催される場合が多い事。
これらの理由から、リーグ戦のベストメンバーではなく。
ベンチメンバーや、なかなかベンチにも入れない選手を起用する事が多いです。


2回戦の相手金沢は。
現在J2リーグの残留争いの真っ只中。
リーグ戦30・31節と1・2回戦の間に、それぞれ一週間のインターバルがありましたが。
完全に、リーグ戦からはメンバー入れ替えてきました。



ジェフは、監督が関塚さんから長谷部さん(代行)に交代してから。
まだリーグ戦5試合しか戦っていませんでした。


チーム戦術の確立と熟成。
おそらく、そういった事を考えて。
天皇杯にも、怪我人と疲労からか調子を崩している阿部以外の。
現状のベストメンバーで挑んだのだと思います。


試合の内容は。
2試合共勝ったとは言え。
1・2回戦共、必ずしもよかった事ばかりではないのですが。
エウトンが2試合で5ゴールと大爆発。
完全にJリーグと日本のfootballにフィットした印象ですし。
リーグ戦の岡山戦から、3試合続けて失点0の公式戦3連勝。


出来ている事と課題が、改めてはっきりする中で。
失点0の3連勝と、チームとしては勢いが出てきたと感じます。



現状のベストメンバーだとか。
出来ている事や課題。
この辺は、後程書きます。




天皇杯1・2回戦の為のJ2リーグ戦中断期間に。
これまで未消化だったJ2リーグ戦の試合も開催され。
J2全クラブの、消化試合が30で揃いました。
地震によって試合を開催出来なかった。
第11節熊本vs愛媛(8/31)と、第8節長崎vs水戸・第9節熊本vs横浜FC(9/7)の3試合です。



4/14の夜から、熊本・大分を中心に九州地方を襲った複数の大地震。
ロアッソ熊本は、選手・クラブ・サポーターが被災し。
“ホーム”うまかな・よかなスタジアムが被災した上に。
地震からの復旧の為の物資の集散等の拠点となり。
J2リーグ第8節から第12節まで試合を行えず。


第13節、我々ジェフとの“フクアリ”での対戦から。
リーグ戦に復帰した熊本ですが。
開催出来なかった5試合を、リーグ戦の合間の平日開催の試合で。
消化してきました。


これで、順位表から(暫定)の文字が消えます。
そして、9/7の試合で。
横浜FCが熊本に勝利したので。
ジェフは、暫定9位から10位へ後退しました。



九州を襲った震災の事は。
今は、あまり語りません。
岐阜戦のプレビューとは、話が外れてしまうし。
今そんなに長い文章書く余裕が無いので。


ただ、熊本を中心とした九州のみなさんは。
震災からの復旧・復興が完全には進まない中での。
この夏の大雨と台風による、更なる被害。
毎日まだまだ大変だと思いますし。
サッカーどころじゃないよ!って方も。
大勢いると思います。


もちろん九州のみなさんだけではなく。
震災や大雨・台風の被害等。
苦労している人達は。
日本全国に大勢いると思います。


自然の脅威や天災の前で。
人に出来る事は限られています。
何でも事前に対策出来る訳ではないし。
日本は、昔から天災が絶えない国土です。


ただ、我々日本人は。
例え災害に合い、大きな傷を負っても。
皆で助け合い、そこから再び立ち上がってきた歴史があると思います。


2011年の東日本大震災。
あれだけの震災の体験は、ほとんどの日本人は初めてだったと思いますが。
それ以前もそれ以降も。
全国各地で、天災は相次いでいます。



Jリーグが発足して。
全国各地にJリーグクラブと、Jリーグを目指すクラブが生まれて。
日本は本格的にfootballの普及期に入ってきたな、と感じると同時に。
footballを通じて、日本全国の皆が。
お互いに助け合ったり、協力し合ったり。
そういう気運が生まれてきた事が。
とても素晴らしいと思います。


もちろんfootballだけではなくて。
あらゆるスポーツ・競技で。
こういう動きが生まれ、継続されている事。
とても素晴らしい事と思います。


マスメディアに煽られている訳ではなく。
誰かに強制されている訳でもなく。
それぞれのスポーツ・競技を通じて。
自発的に、お互いが助け合う動きが生まれている事。
これは、Jリーグ発足を契機に。
日本に生まれた、よい流れだと思います。


もちろんJリーグは勝負事。
試合に挑む時は、お互いに情けは無用です。
ピッチで試合が行われる90分+ロスタイムは。
選手・クラブと共に、全力で勝利の為に戦いますが。
それ以外の時は。
お互いにお互いを尊重し尊敬し。
何か有れば、お互いに助け合う。
私は、素晴らしい文化だと思いますし。
そういう流れが、他のスポーツ・競技にも波及している事。
これは、Jリーグの大きな功績だと思っています。
と同時に、footballとfootball clubが。
日本の、それぞれの地域に根付いてきた現れかなとも思っています。



勝利の為に全てを掛けて戦う。
しかし戦っている最中以外は。
お互いに尊重し尊敬する。
困った時はお互い様。
私は、日本の素晴らしい文化だと思いますし。
Jリーグを切っ掛けに、こういう気運が世間に広まる事は。
一人のJクラブサポとして、とても誇りに思います。


金や利権その他に縛られたマスメディア。
Jリーグの相手は、あまりしてくれませんが。
サポーターや選手・クラブが、自発的に活動出来る事は。
メディアの悪い影響を受けず、返っていい事と思います。


はっきりした言葉を使えないので。
何が言いたいのか分かりにくいかもしれませんが。
日本国内の、何処かに困った人がいる時に。
我々が、自発的に活動出来る事は。
お互いに助け合える事は。
とても素晴らしい事と思います。



歯切れが悪いですが。
具体的な“プレビューもどき”に話を進めます。





ではここから、岐阜戦の具体的な話を。




ジェフは現在、公式戦3連勝で3試合連続クリーンシート(無失点)中です。


長谷部さん就任以降のジェフの成績は。
J2で2勝1分2敗、天皇杯で2勝です。
J230節で岡山に勝って、翌週から天皇杯1・2回戦で勝利。
公式戦3連勝中で、何度も書いている様に3試合失点“0”を継続中です。


天皇杯の相手は。
大学生の北海道教育大学岩見沢校と。
J2クラブですが、メンバーを大幅に入れ替えた金沢。
無失点で勝ったって、特別な事じゃないだろ。
そういう声も聞こえてきますが。
私の見方は違います。



リーグ戦の岡山と、天皇杯の2チーム。
もちろん“チーム力”の差は、それぞれにありますが。
3チーム共、“前に出てくる”戦い方をしてきました。


岡山は、攻撃的なスタイルのクラブ。
自分達でボールを細かく動かし、ゴールに向かってくるfootballで。
J1への昇格争いをしているクラブです。


北海道教育大学岩見沢校は。
大学生チームながら、Jクラブのジェフ相手に引いて守るのではなく。
ディフェンスラインを高く設定し。
前線からプレッシャーを掛けボールを奪う事を狙い。
奪ったボールをタテに速く仕掛けるfootballをしてきました。


“Bチーム”と言う人がいた金沢。
私の印象は、“Aチーム(リーグ戦のレギュラーメンバー)”よりも。
技術に優れた選手が多く。
細かくボールを動かす事で。
ジェフのゴールに迫ってきました。


“チーム力”にはそれぞれ差がありますが。
3チーム共に、“前に出てくる”footballを仕掛けてきました。



“長谷部ジェフ”が今目指しているfootballを。
超簡単に書くと。
攻守の切り替えを早くし。
奪ったボールを、まずは相手ディフェンスラインの裏に素早く展開する事を狙った攻撃と。
選手が前から連動して、ポジションを修正しながらスペースを埋め。
ペナルティエリアの手前まででボールを奪い切り、素早い攻撃につなげる事。
私は、こう考えています。


関塚さんがやろうとしていたfootballと。
目指す所は、そんなに変わってはいないと思っています。
ただ、その目標に至る為の“手段”が違う。
私は、2人の差をそう考えています。


話を戻すと。
今の“長谷部ジェフ”は。
ジェフ相手に、前に出てくる相手に対しては。
自分達の狙うfootballを出来るレベルに達してきたんだと感じています。



J2初年度だった2010シーズンの“江尻ジェフ”から、鈴木淳さんがシーズン途中に解任されるまで。
ジェフは、自分達がボールを保持し。
ボールを動かす事によって相手を圧倒し。
勝利するfootballを目指してきました。


ジェフを研究し対策し。
きっちり守って、ボールを奪うと素早くカウンターを仕掛ける。
そういう多くのクラブ相手に勝ち切る事が出来ず。
2010シーズンの4位が、J2での最高位でした。


鈴木淳さんの後を継いだ、2014シーズンの関塚さん。
鈴木淳さんが土台を作っていたチームに。
“手堅さ”という概念を持ち込み。
J2で3位と、過去最高位まで登り詰め。
“J1昇格プレーオフ”決勝で、山形には敗れますが。
“昇格に一番近かった”チームを作ります。


しかし、昨季と今季途中までは。
“手堅さ”をチームの戦術に落とし込めず。
個人の能力と走力に多くを依存した。
攻守に中途半端なfootballといった印象は否めず。
長谷部さんに、監督の任を受け渡す事になりました。



今、長谷部さんは。
ボールを圧倒的に保持し動かし。
相手を圧倒して勝ってやろう、なんて事は。
まったく考えていないと思います。


アタッカーからGK含めたディフェンスラインの選手まで。
ピッチに立つ11人全員が連動し。
細かく動き、ポジションを修正しスペースを埋める事で。
まずは、ジェフ陣内で相手に自由にプレーさせない事。
ペナルティエリア手前までで、ボールを奪い切るか。
相手にボールを下げさせる事。
これを一番に考えていると思います。


そして相手がボールを下げれば。
ラインを上げて、プレッシャーを掛け。
ボールを奪えば。
タテに速く、簡単に。
相手ディフェンスラインの裏をまず狙う。
それが出来なかった時に。
初めて自分達で細かくボールを動かし。
サイドまでピッチを広く使い。
ゴールに向かっていく。
ただ、無理して前掛かりに攻めるのではなくて。
ボールを失った時の対処を考えて。
チームで相手ゴールに向かっていく。


超簡単にまとめると。
全員が連動してディフェンスし、ボールを奪うポイントを共有し。
相手にボールを動かされても、相手には自由を与えない事。
攻守の切り替えを早くして、まずは裏のスペースを狙ってタテに速く仕掛ける事。
自分達がボールを動かす展開では、相手のカウンターを考えたポジショニングを維持する事。
これが、“長谷部ジェフ”の考える。
最重要ポイントだと思います。


狙っている事は、正直関塚さんとはそんなに変わらない。
ただ、そこに至るアプローチが。
2人の差かな、と感じます。


攻守に渡り、選手個人の能力・センスと走力に。
特にディフェンス面で大きく依存していた関塚さんと。
細かく選手に指示を出し。
ピッチに立つ選手一人一人が、“チームに要求されている”ポジションを取る事を意識させている長谷部さん。
酔っ払いは、勝手にそう感じています。


どちらがいい悪い、って話をしたいのではなく。
限られた戦力の中で。
チームを強化していくのならば。
今の長谷部さんの方が、適任なのかなと思います。


もちろんこれが代表チームだったり。
必要な選手集めてくる事が出来る大きなクラブであれば。
また話は違ってくるのかな、とは少しだけ感じます。



また話が若干反れてしまいましたが。
私が言いたいのは。
チームでまず“連動したディフェンス”を意識している。
今の“長谷部ジェフ”は。
ジェフ相手に、前に出てくるチームに対しては。
自分達のやりたいfootballが出来るチームになれてきたって事です。


ジェフが過去6シーズン。
散々苦労した事を。
ジェフが、相手に対して仕掛ける。
関塚さんは、ここまで割り切れなかったと思います。
割り切れても、守り切る術が無かったのかもしれません。


初めてプロクラブの監督に就任。
現状ジェフが置かれている状況。
様々な事を考え。
長谷部さんは、今のスタンスに至ったのかなと。
酔っ払い勝手に思っています。



ここまで長々書いてきましたが。
私が本当に書きたい事は。
これから書く事です。




ここまで書いてきた様に。
“長谷部ジェフ”は。
自分達から相手を圧倒する事ではなく。
相手に“自由を与えない”事で、結果的に相手を圧倒する事。
ボールの保持率だとか攻撃の回数ではなく。
“実質的に試合を支配”する事で勝利を目指すfootballを実践していると。
勝手に感じています。



今節の対戦相手、FC岐阜。
シーズン途中にラモス監督が解任され。
J2降格争いの真っ只中の、現在20位。
J2ワースト2位の、ここまで49失点。


まずはきっちり守って失点を防ぎ。
後半、攻撃的な選手をピッチに立たせ。
なんとか勝利を目指す。
最近の岐阜の、勝手な印象です。



ジェフとしては。
長谷部さんのやりたい事が出来る様になってきた、今のチームでは。
べったり引いてでも守ってくる相手と。
戦った事がありません。


前に出てくる相手には。
戦術的に、とても相性がよくなってきましたが。
べったり引いて、守りを固めてくる相手に対して。
“長谷部ジェフ”が、どう戦うか。
これが、今節の一番の注目ポイントと思います。



相手が前に出てくるからこそ。
ディフェンスラインの裏にスペースが出来るし。
ボールを奪えば、スペースがある。
相手の隙を突いて、ボールを動かす事も出来る。


相手がべったり引いて。
ゴール前に、スペースがまったく無い状況で。
ジェフは、如何にゴールに迫るか。


これは、結局過去6シーズン。
ジェフが直面し、完全には乗り越えられなかった課題でもあります。
先日見た代表の、ロシアW杯アジア最終予選の2試合でも。
同じ課題を見ました。



私の考える、今節岐阜戦のポイントは。
両SBが、どれだけ有効なプレーが出来るか。
両SBを、どれだけ自由にプレーさせる事が出来るか。
その為に、選手全員がどれだけ細かく動きポジションを修正し続けられるか。
これと思います。


代表の2試合は。
少し前の、J2でのジェフの試合を見ている感覚でした。


相手がペナルティエリア前で、ブロック作って待ち構えているのに。
そこに無策に飛び込んでいって。
ワンツーパスや、個人の技術だけでシュートまでもっていこうとする。
ボールを動かせるのは、ブロックの周りで。
守りを固めるディフェンダーを。
引っ張りだすプレーも少ないし。
引っ張りだせても、そこで出来たスペースに。
後ろから出ていく選手がいない。
過去に、圧倒的にボールを動かしながら。
簡単にカウンター喰らって負けた、ジェフの試合を見ている感覚でした。



相手が、ペナルティエリア前に。
人数集めて、“壁”を作る状況で。
その“壁”に、真っ向から突っ込んでいって。
シュート撃ってゴール決めれる選手なんて。
世界にそうそういません。


“壁”を作っている選手を。
“壁”から引き摺りだして。
空いたスペースを、後ろから突く。
これが、一つの攻略方法だと思います。
ただ人数掛けて前に攻め込むだけでは。
単に前線が渋滞して、自分達が困るだけだと思います。


ボールをただ動かすだけではなく。
選手も、中→外・外→中と細かくポジションを移す事。
簡単に例えると、2トップがサイドに開いて作ったスペースに。
後ろからボランチやSHが入っていく事や。
SHが中に仕掛け、空いたサイドのスペースをSBやボランチが使う等。
“本来のポジション”を空ける動きと。
その“空いたポジション・スペース”を使う動き。
これを、チームで連動して行う事。
これがとても重要な事と思います。


もう一つ、敢えて選手の密集するペナルティエリア前にボールを入れて。
そこからボールを散らす事で、相手ディフェンダーを動かす。
これも有効な攻撃と思います。


ジェフには、“絶好調”エウトンがいます。
日本とJリーグでのプレーにフィットしてきて。
今、非常に調子がよいのではないでしょうか。
エウトンは、選手が密集するエリアでも。
確実にボールを受けキープし、そこから散らす事が出来る。
最近は、ハイボールを競って。
それを足元に納めるプレーなんか秀逸です。


ゴールだけではなく。
“チャンスメイク”の部分でも、もっとエウトンを活かしたい。
ロングボールだけではなく。
足元へのボールも積極的に使って、チャンスにつなげたい。



この項の最初の方に。
SBが“有効”なプレーをする事と。
“自由”にプレーする事がポイント、と書きましたが。
簡単に内容を書くと。


引いてゴール前を固めるチームは。
大外・サイドのスペースをハナから捨てている場合が多いです。
それが両サイドなのか、左右どちらか片側なのかは。
チームや対戦相手にも因ると思いますが。
大外・サイドのスペースには厳しくチェックにはいかず。
上がってくるクロスを、中で跳ね返す。
こういう戦術のチームは多いと思います。


無理してサイドに出ていって守ろうとしないから。
中のブロックは崩れにくい。
ある程度の自由とスペースがあるので。
攻撃する側は、単純にクロスを連発してしまう事が多く。
中を固める相手にとっては。
待ち構えて対応出来るので、フリーでシュートを打たれる危険は少ない。


こういう相手と戦う時に。
SBが、空いてる大外のスペースから単純にクロスを上げるだけでは。
オーロイでもいない限り、なかなか相手に脅威を与えられない。


相手ディフェンダーを動かし引っ張りだし。
フリーのアタッカーを作った上で、サイドからクロスを供給する。
こういうプレーが求められます。
その為には、SBがただサイドのスペースでボールを呼ぶだけではなく。
中に仕掛けたり、攻撃を作るボール回しに参加したり。
相手を崩す為の“有効”なプレーを、自らもする必要があると思います。


中を固める相手を崩すには。
大外にいるSBのプレーがとても重要ですが。
SBが攻撃に注力し過ぎて。
簡単に相手のカウンターを喰らってしまっては意味が無い。
SBが自由にプレーする為には。
空けたスペースをカバーし、攻守両面でフォローする選手が必要です。
ボランチやSHが、攻守のバランスを取りながらプレーする事が重要と思います。


今のジェフで言えば。
ボランチ・アランダは、こういったバランス感覚に優れたポジショニングの出来る選手ですが。
先週の天皇杯2回戦金沢戦で、前半で負傷交代。
今節出場出来るかどうか。
酔っ払いには分かりません。
アランダがいないとジェフは勝てない、みたいな事をよく聞きますが。
今やアランダはチームの中心ですから。
不在時に、多少チームの形が変わるのは仕方の無い事と思います。


ただ、アランダ不在を嘆いていてもしょうがないので。
周りの選手全員の奮起を期待します。
アランダ不在の時は、勇人がやってくれるよ!




私は、今節岐阜戦が。
今後に向けた、とても重要な試合になると。
勝手に思っています。


“長谷部ジェフ”が、自分達の考えるfootballを実践出来る様になってから。
全体で引いて守ってくるチームとは、初めての対戦となるからです。


しっかり守る事は出来てきた。
ただ、今のジェフの攻撃が。
引いて守る相手に対して、どれだけ出来るのか。
どれだけゴールに迫る形を作れるか。
今後に向けて、とても大事な試合だと思います。



今の状況は。
ミラーさんがシーズン途中で監督に就任した、2008シーズンに似ていると思っています。


あの時のミラーさんも。
まずはディフェンス面の改善から手を付けました。


そして、ジェフ相手に前に出てくる相手に対しては。
しっかり守ってカウンターを仕掛け。
勝ち点を得られる様になり。
シーズン開幕から11戦未勝利でダントツの最下位から。
チームを浮上させる事が出来ました。


ただ、最終節までJ1残留を決められなかったのは。
ジェフ相手に、“前に出てこない”相手に対して。
中途半端に攻めに出て、カウンターから失点を重ね。
勝ち点を積み重ねられなかった事が原因と思います。


最終節で、劇的に残留を決める事が出来たのも。
“ACL(アジアチャンピョンズリーグ)”出場権を狙って。
FC東京が最後まで、勝利を目指して前に出てきたからだと。
今でも思います。



まず、チームでのディフェンスを改善して。
チームが上向いてきた“長谷部ジェフ”。
今後対戦が予想される、ジェフ相手に前に出てこないチームから。
言い替えると、引いてゴール前を固めて守ってくるチームから。
如何にゴールを奪い、“勝ち点3”を積み重ねていけるか。


今節岐阜戦は。
それが見えてくる試合だと思います。
更に岐阜は、“J2残留争い”の真っ只中。
どんな形でも勝ち点を奪う、そういうスタンスで挑んでくるでしょう。


如何にして、岐阜から“勝ち点3”を奪うか。
ジェフも、“J1昇格プレーオフ”に勝ち進む為には。
“勝ち点3”を積み重ねていかなければいけません。


お互いに、絶対に“勝ち点3”がほしい試合です。
ジェフは、今季なかなか勝ち点を積めない“アウェーゲーム”ですが。
そんな事は言っていられません。


今後を占う意味でも。
今節岐阜戦は。
ジェフにとって、とても重要な試合になると考えます!





かなりの長文になってしまいました。
何が言いたいのか、文章も散漫になってしまっていますし。
なにより頭も身体も疲れてしまったので。
妄想フォーメーション貼って、終わりにします。





簡単に妄想の意図を書くと。
天皇杯2回戦の金沢戦と、基本的には同じメンバーと妄想しています。


金沢戦、怪我でベンチから外れた遥也は。
一先ず外して考えました。
チームに絶対に必要な選手と思いますが。
無理はさせないと妄想します!


アランダがスタメン無理ならば。
勇人か、富澤が復帰と妄想。
二人には、大きく期待しています!


近藤もスタメン無理ならば。
引き続き大久保がスタメンと妄想。
大久保は、近藤が戻ってきてもスタメンでいけると思います!


左SB、私は比嘉に期待します!
クロス・キックの精度がホンの少し向上し。
90分走れれば。
比嘉は、とても素晴らしいSBだと思います。
阿部が疲れからか精彩を欠く今。
比嘉には、大きなチャンスと思います!


右SBは、丹羽がスタメンと思います。
ただ丹羽も、比嘉と同様90分走る事が厳しい。
スピードと走力に秀でた小池と北爪。
二人は、交代出場だけではなく。
スタメンのチャンスも、十分あると思います!


前の4人は。
現状“不動”だと思います。
逆に、この4人からポジションを奪う選手が出てこないと。
チームとしての“底上げ”にならない。
遥也と阿道を筆頭に、若い選手の奮起に期待しています。
それが、“これからのジェフ”に必ずつながると思います!





ここらでまとめて終わりにします。


私は、“長谷部ジェフ”に。
複数・大量得点での勝利を。
必ずしも望んではいません。


ゴールが多く決まれば。
もちろん勝利に近付きますし。
見ていて面白いし。
スタジアムも湧くと思います。


ただ、攻撃を強く意識するあまりに。
今出来ている、“連動したディフェンス”が疎かになってしまっては。
まったく意味がない。


ミラーさんではありませんが。
“1-0”で勝つ“勝利の美学”ってもんも。
あると思うのです。


いたずらに、攻撃に注力するのではなく。
今出来る事を、一歩づつ確実に。
まずは、相手の自由を制限する事から。
そういうfootballだって、私は有りだと思いますし。
ミラーさんを解任した失敗を。
繰り返したくないな、と正直思います。


出来る事を、一歩一歩。
我々サポも、そういう姿勢で。
選手・監督・クラブと共に。
最後まで戦っていきましょうよ!


地道に努力を重ねて。
最後まで戦えれば。
何かを必ず、手に出来ると。
酔っ払いは思っています!



格好付けて締めました!
今日はもう寝ます!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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3週間振りの更新でした。
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今日の一言「比嘉と菅嶋が一皮向ける事に、大いに期待しています!」