2016J2リーグ第21節 愛媛戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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2試合続けての、勿体無い敗戦。
何が課題だったのか。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第21節
ニンジニアスタジアム 7/3 19:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 2 愛媛FC
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 2)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 若狭 大志
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗(52分 → 丹羽 竜平)
MF 長澤 和輝(67分 → 山本 真希)
MF 富澤 清太郎
MF 船山 貴之
MF 井出 遥也
FW エウトン(76分 → オナイウ 阿道)
FW 町田 也真人



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 大久保 裕樹
DF 丹羽 竜平(52分 ← 多々良 敦斗)
MF 山本 真希(67分 ← 長澤 和輝)
MF 佐藤 勇人
MF 小池 純輝
FW オナイウ 阿道(76分 ← エウトン)



得点

85分 町田 也真人⑥



警告/退場

22分 町田 也真人 警告①
79分 イ・ジュヨン 警告③



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:14-7
GK:6-10
CK:8-3
直接FK:10-13
間接FK:3-1
オフサイド:3-0
PK:0-0



第21節時点(暫定)
J2リーグ 9位
勝ち点 29
得点 28
失点 25
得失点差 +3
完封試合 6



勝ち①②③④⑤⑥⑦
分け①②③④⑤⑥⑦⑧
負け①②③④⑤



今季得点

町田 也真人①②③④⑤⑥
エウトン①②③④⑤
長澤 和輝①②③
井出 遥也①②③
吉田 眞紀人①②
富澤 清太郎①②
オナイウ 阿道①②
船山 貴之①②
山本 真希①
近藤 直也①
阿部 翔平①



今季警告(累積警告)/退場

エウトン 警告④(①)
長澤 和輝 警告③
イ・ジュヨン 警告③
アランダ 警告②
井出 遥也 警告②
近藤 直也 警告②
山本 真希 警告②
船山 貴之 警告②
多々良 敦斗 警告①
若狭 大志 警告①
阿部 翔平 警告①
オナイウ 阿道 警告①
北爪 健吾 警告①
吉田 眞紀人 警告①
大久保 裕樹 警告①
富澤 清太郎 警告①
町田 也真人 警告①





観戦記は、久し振りの更新になります。
今日も、試合から一日遅れの更新です。
そして、昨日の愛媛戦は。
ちょっと特殊な試合になってしまいました。


その事も踏まえ。
今日は、いつも以上に簡単にまとめます。
今日も勝手に振り返ります!





まずは今日もメンバーから。


前節北Q州戦で負傷交代したアランダと近藤(アランダは試合前に負傷)。
2人はベンチにも入らず。
富澤がアランダに代わってボランチ、若狭が近藤に代わってCBとしてスタメン出場。
前節近藤と代わった大久保ではなく、若狭がCBに。
若狭はCBとしては、今季初の出場です。


スタメンの変更はもう1枚。
右SHが真希→遥也に代わりました。



ベンチには、鳥栖から加入の丹羽と。
怪我から復帰の勇人が入りました。
小池も久し振りのベンチ入り。
代わって、比嘉と菅嶋がベンチ外に。


丹羽が加入して、富澤と勇人が帰ってきたと思ったら。
アランダと近藤が負傷欠場。
怪我はしょうがないんですが。
ボランチとCB、なおかつそれぞれ経験と実績のある選手の欠場が続くのは。
チームにとって、一つの試練ですね。


これから気温と湿度が上昇し。
厳しいコンディションになっていく時期に。
経験豊富な“チームの中心”を失うのは。
不運な事ではありますが。
新たな“チームの中心”になる選手の台頭、これを私は期待したい。


チームは“生き物”ですから。
中心選手がいなければ、誰かが代わって“中心”にならなくてはいけない。
災い転じて福となす。
後でこう振り返る事が出来る様に。
ここまでプレーの場が限られていた選手達の奮闘と。
日々の競争・切磋琢磨からの、チーム力の向上。
これに期待しています!



アランダの事は分かりませんが。
近藤は肉離れの様なので。
最低でも一ヶ月強は、実戦(リーグ戦)でプレーは出来ないでしょう。


北Q州戦では大久保が。
愛媛戦では若狭が。
CBとしてプレーしましたが。
2人共、自分の特徴は出せていたと感じます。


CBのポジションを掴み続けているイ・ジュヨンや。
ここまで右SBとしてプレーしてきた多々良や。
乾・岡野といった若い選手も含め。
大いに競争してほしいですね!





ここから、試合を振り返りますが。
試合の展開・内容が。
ちょっと特殊な試合だったと思うので。
いつもとはちょっと違った感じで。
簡単に書こうと思います。





ホーム愛媛。
前節20節終了時点での成績は。
5勝8分6敗で勝ち点23のリーグ13位。
9位ジェフとは勝ち点6の差がありましたが。
愛媛は1試合消化が少ないので。
ほぼ変わらない成績です。


得点13に対して失点17。
失点17はジェフよりも少なく、リーグで5番目の少なさですが。
得点13は、J2でダントツの最小。


負けたので、あまり偉そうな事は言えないんですが。
ここまでの結果が、はっきり現れているチーム。
それが、昨日の試合の率直な印象でした。



基本は3バックの3-4-3なんだと思いますが。
昨日の試合では。
両WBは完全にディフェンスラインまで下がり。
1トップの下の2枚は、完全に中盤に吸収されていて。
最前線の1トップも、自陣センターサークルよりも下がって構える。
5-4-1だったと思います。


固く守ってカウンター、というチームなんだと思いますが。
昨日の試合では、かなり後ろに重心の寄ったチームだったと思います。




ジェフのCBどころか、ボランチの所にも大してチェックに来ない。
久し振りの、完全ベタ引きクラブだったと思います。


ボランチにもCBにも大してチェックに来ないので。
ジェフは余裕を持って、ボールを動かす事が出来た。
ボールを奪われても、愛媛は重心が後ろ過ぎるので。
タテに意図の無いボールを蹴るくらいで。
ジェフとしては、特に苦労もなく対処出来ていた。


前半の愛媛のシュートが1本だったのは。
試合の流れ・展開を。
はっきり表した結果だったと思います。



ただ、その愛媛相手に。
ボールを圧倒的に保持したジェフが。
効果的に攻撃出来たかというと。
必ずしもそうでは無かったと思います。


相変わらず、攻撃が一本調子。
サイド、特に右の多々良を活かせていない。
エウトンを最前線の起点にし。
そこからボールを散らし、前の4枚+ボランチ1枚が絡む攻撃は。
連携もよくなってきましたし。
ワクワクする場面も増えた。
決定機もいくつか作れた。
ただ、前半あれだけ自由にボールを動かしプレー出来たのに。
ゴールが遠かった。



結論から先に言ってしまうと。
あれだけ自由にプレー出来た前半に。
ゴールを決められなかった事が。
結局、敗因の全てと思う。


愛媛は、前半耐えて後半勝負って絶対に考えていたと思いますが。
それにしても、前半は軽過ぎた。
ジェフはCB若狭やボランチ富澤が。
フリーで前にタテパスを入れていました。


ジェフの大きな課題は、プレビューでも書きましたが。
試合の流れや展開に関わらず、単調なリズムで攻め続けてしまう事。
ゴールがなかなか決まらないと。
自ら焦ってしまうのか。
更に単調に、無理矢理力業で攻めてしまう事。
正にこれが課題なんだな、そう感じてしまう前半でした。



一つ見えたよい兆しは。
遥也のプレーです。


ここまでは、逆に試合の展開やチームの攻撃の流れを読まずに。
プレーを遅らせたり、途切れさせてしまうプレーも多かったのですが。
後半から途中出場した前節北Q州戦から。
少しプレーが変わってきたと感じています。


単調に、タテに急いでしまうチームの中で。
リズム・テンポを変えようと意識しているプレーが見られました。


自分で気付いて変えたのか。
関塚さんに指導されたのか。
その辺は、酔っ払いには分かりませんが。
明らかに、プレーが変わってきていると思います。


必ずしも、それがチームの中で上手くいっている訳ではないので。
遥也のプレーには、遅い・怠慢等批判も多かったですが。
私は、意図してタイミングを外したり。
前に急ぐ流れを遅らせるプレーだったと感じています。


プレビューでも書きましたが。
北Q州戦でも。
前に急ぐチームの中で。
遥也と富澤は、そこに変化を与えようとするプレーをしていました。
昨日の試合では、後半長澤に代わって真希がボランチに入ってから。
チームとして、それが顕著に表れていたと思いますし。
高さが無い愛媛を、サイドをシンプルに使って崩すっていう関塚さんの狙いを。
実践出来たのかな、と感じています。


也真人・船山・長澤は。
技術とセンスに優れた、本物のアタッカー。
極端な事言えば、J2であっても一人二人だけで勝手にゴール決めてきたり出来るレベルの選手。
ただ、なかなかゴールが決まらなかったり。
思うような結果を得られないと。
メンタルも含めた視野が狭まって、猪突してしまう傾向にある。


そこを上手くコントロールして。
チームの攻守、特に攻撃に。
メリハリを付ける。
そういう選手が必要と。
常々主張してきましたが。
富澤や勇人の復帰と、丹羽の加入だけではなくて。
遥也の変化。
これはこれからのジェフにとって。
とても大きな意味があると思う。



酔っ払いの、勝手な勘違いではない事を願っています。





前半の愛媛のシュートは、わずか1本。
0-0で折り返した事は。
愛媛としては狙い通り。
ジェフとしては、試合の展開・流れを活かせない45分になってしまいました。


後半、おそらく愛媛は。
選手交代含め動いてくるんだろうな、と思っていた矢先。
試合は、思わぬ展開へ。



後半開始わずかに3分。
特に意図の無い、クリアみたいな愛媛のロングボール。
この処理を、優也が誤り。
ボールを奪った瀬沼に独走され、まず1失点目。


この失点で動揺してしまったジェフ。
kick off直後にボールを奪われ、愛媛に押し込まれ。
与えてしまったCKから。
ゴールエリア内で、頭で3回ボールをつながれ。
敢えなく2失点目。


まったく攻め手が無い様に見えていた愛媛に。
3分間で2回、ゴールネットを揺らされてしまいます。



試合を見ていた誰もが。
1失点目の方が、アホな失点だと思ったでしょう。


優也のあのミスは、確かにいただけない。
ただ、芝の状態がとても悪かった事も。
あのミスの原因の一つ。


あれは、世の中たまにある。
ミスと不運が重なっちゃったな、っていう失点だったと思う。


本当に考えないといけないのは。
その直後の失点の方。


CKで、ゴール真っ正面で競り負け。
ゴールの枠外に逸れたボールを。
優也も他のジェフの選手も。
ゴールラインを割るだろうと、一瞬気を緩めてしまった。


一番ひどかったのは。
もちろんプレーを止めてしまった優也だけれど。
チーム全体で、このCKに対処出来ていなかった。


失礼な事を書けば。
ジェフが勝手にミスをしなければ。
愛媛に、ほぼ得点のチャンスは訪れていなかった。


自分達のミスで失点。
動揺して、さらに失点を重ねる。
攻め手の無い相手を助ける、ただの自滅プレーだったと思う。




前節北Q州戦も。
アランダと近藤を怪我で失い。
動揺し崩れてしまって失点。
それを取り返せずに敗戦。


スコアも、前節と同じ1-2。
勝手に崩れて失点して。
なんとか1点返して終了。


動揺する原因は。
前節は怪我、今節はミス。


私は、動揺して失点した事は。
まあ、しょうがない。
それくらいに思っています。


本当に問題なのは。
失点しても立ち直れず。
さらに失点を重ねてしまう事と。
そこからチームとして、劣勢を跳ね返す事が出来なかった事と思います。



プレビューで長々と書いた。
メンタル面の課題。
幸か不幸か、リーグ戦の折り返しの時点で。
この課題で、チームは連敗。


今季のジェフは。
何度も書きますが。
経験と実績のある、技術とセンスに優れた選手を集められたと思っていますが。
その“経験”や“センス”が。
チームに、メンタル面で活かされていない。
そう感じています。


富澤と勇人が、怪我から復帰した。
鳥栖から丹羽が加入した。
私は、この3人に期待していますが。
それだけではダメだと思う。


一人の強いリーダーが、ピッチに君臨していなくても。
ピッチに立つ一人一人が。
もっとメンタルの強さを発揮して。
チーム全体で、前に進んでいかないと。
昇格どころか、目の前の“勝ち点”さえ掴めない。


戦術等の細かな課題は。
もちろん多々ありますが。
“戦う姿勢”というか、もっと根本的な所に。
課題があるんだと思います。




GKどうするんだ、とか。
ディフェンスラインや前線の組み合わせは、とか。
この状況から、どう改善していくのか、とか。
色々考える事はありますが。
それは、次の水戸戦のプレビューに書こうと思います。
今日はそこまで書く余裕がないので。



ただ、私は悲観するばかりではなく。
前を向ける要素も、今のジェフから感じてもいます。


富澤・勇人・丹羽が、スタメンベンチにかかわらずにいてくれる事。
最悪の状況・試合展開の中で、2トップのエウトンと也真人がそれぞれゴールを決めている事。
遥也や阿道が、チームを変え引っ張るプレーを見せてくれている事。
真希や長澤が、関塚さんの期待に応えるプレーを見せてくれている事。


なかなか結果が出ない試合が続きますが。
私には、前向きになれる要素も感じられる。


まずは、スカウティングの結果が。
チームを有効に導いている事。
シーズン開幕当初よりも、間違いなく選手のプレーに反映されている。
それと、選手間の連携がよくなってきて。
選手それぞれが、自身の能力をピッチ上で存分に発揮出来る様になってきた事。



無理して意地張ってる訳ではなくて。
本当に、前向きに捉えられる事が増えてきていると。
私は正直に感じています。





今日は、超簡単ですが。
ここらで終わりにします。


昨日散々話題になっていた。
優也のプレーと今後のGKだとか、関塚さんの交代策について。
twitterでは軽く語りましたが。
その他諸々含め、今私が思っている事を。
次の“水戸戦プレビューもどき”で書く予定です。
愛媛戦プレビューでも書いたんですが。



“関塚ジェフ”に対して。
大きな可能性と、大きな課題・欠点。
今どちらも感じています。


ただ、課題・欠点に関しては。
関塚さん自身の課題と、選手が抱える課題。
今の立場と予算規模では解決が難しい課題。
色々あると思っています。


携帯の課金ゲームじゃないんだから。
金使えばなんでも簡単に、上手くいく訳じゃない。


まあ、次のプレビューもどきで語る予定ですから。
今日はこの辺で終わりにしても。
勘弁して下さい。



最後に。
footballって、本当に単純なスポーツだけれど。
試合を見ても自分でボールを蹴っても。
心の底から、本当に楽しいから。
世界中で愛されているんだと思います。


プロの監督・選手にとっては。
結果がすべて。
そこに異論はありませんが。
われわれfootballを愛する、普通の人にとっては。
結果だけじゃない、何かがあるんだと思っています。


まあ、酔っ払いが言いたい事は。
プロであるクラブ・監督・選手に対する敬意と。
footballを楽しむ心だけは、絶対に忘れるなよ。
そんなとこです!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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