一番弱々しい
小指と小指をひっかける。
昔から人は約束なんて
破れやすいということを知っていた。
男女が愛情の不変を誓い合う旨を証拠だてることを「心中立(しんじゅうだて、心中立て)」と言う。
「指切」は、遊女が客に対する心中立てとして、小指の第一関節から先を切って渡したことに由来している。
かなりの激痛が伴うため、「それほど愛している」ということを意味し、もらう客も、遊女の思いに応えるくらいの気構えが必要であった。
しかし、実際に切る遊女は少なく、贋物(模造品)の指が出回ったらしい。
そして、この「指切」が一般にも広まり、約束を必ず守る意思を表す風習へと変化した。
ネットより
