私が高校生の時、一時期音大に行こうかと思い、習っていた先生。私よりも11歳年上で、高校生の私にも自分の恋愛の話や、先生の学生時代の話をしてくれたりで、生徒という立場を超えて、色々楽しい話をしてくれた方でした。


結局音大には行かず実家を私が離れた事もあり、長い間連絡を取っていなかったのですが、ご主人が自分のお店であるフランス料理レストランでシェフをされている事もあり、ここ数年は実家に帰ればレストランにお土産を持って行き、そこで飲みながら会話をするという間柄でした。


昨年の10月に、車の免許の更新のため、予定していなかった里帰りをした際にもレストランに行きお会いしたのですが、11月末に亡くなられたと母から今日聞きました。


12月は私自身色々あったので、母も言いづらかったようで、今日まで知りませんでしたが、先生は癌で化学治療をされている事は知っていました。10月にお会いした時は、胸に大きな何かを付けていて、レストランではいつもの如く凄いパワーでお話しをされてましたが、あまり良くないのかなと悟ってはいたものの、やはりショックです。


お土産のチョコレートを持って行けば、雨の中焼きたてのフランスパンをわざわざ実家まで届けに来てくれたり、大太郎の誕生会でお店に行けば、豪華なデザートを準備してくれたり、心の温かい方で、先生の人間性が私は大好きでした。凄いパワーで周囲の人を楽しませ、多くの人を引き寄せる不思議な力を持った先生の事は忘れることができません。がんが見つかった時は余命3ヶ月と診断されたそうですが、6年も頑張って旅立たれました。


旅立たれた事は、とても悲しく残念でなりません。どうして先生が癌に・・・という思いは捨て切れませんが、先生に出会えた事、そして楽しい思い出をありがとうございましたと言いたいです。