コロナ禍で延期されていたジェフ・ベックのコンサートツアーがついに始まった。

 

ストーンズやクラプトン等は、既に去年からツアーを開始していたが、ジェフ・ベックは去年もツアーを延期していた。

 

ようやく、待ちに待ったツアーが開始された。ゲストのアーティストとしては、現在お騒がせ中の?ジョニー・デップが参加している。ジョニー・デップは、’19のエリッククラプトン「クロスロードコンサート」でもジェフ・ベックと共演していたのは記憶に新しい。また二人の共演盤「ISOLATION」も発売されている。

 

さらにビッグニュースがある。彼らベックとデップの(なんだか名前が似ている)共作アルバムがなんと7月に発売予定だという。

 

「俺たちは実際にアルバムを作った。どうしてそうなったのかは分からないけどね。7月にリリースされるよ」(ジェフ・ベック)

 

ただし、ジェフ・ベックのこの手のコメントは(個人的には)懐疑的ではある(笑)・・・今まで発売するといっておいて、それが裏切られた事がなんどもあるからだ・・・(苦笑)

 

まあ、今回のアルバムの発売に関しては、ベック個人のアルバムではなくデップとの「共作」ということでもあるし聴衆の前で発表しているので、信じてもいいのかもしれないが・・・

 

早くもユーチューブにはライヴ映像がアップされているが、今回はドラムはヴィ二ーカリウタではなく、アニカ・ニルスという女性ドラマーが参加している。

 

コロナ禍でしばらくツアーから離れざるを得なかったジェフ・ベックだが、その影響は感じさせないジェフ・ベックの音が聴けホッとした・・・というのが正直な感想。

 

http://www.youtube.com/watch?v=o0GD_Wt2hTg

↑最新のライブ映像、ゲストのジョニー・デップと再共演

 

ーーーーーー

 

さて、早いもので、今年もローリングストーンズの60周年を祝うヨーロッパツアー「SIXTY」が始まった。

 

去年はドラマーのチャーリーワッツが亡くなり、急遽ドラマーにスティーヴ・ジョーダンが参加したが、今年のツアーも同じメンバー。

 

ということで、去年よりも(いい意味で)落ち着きと余裕を感じる演奏になっている。去年は曲によっては、テンポが速くなったり、エンディングが決まらなかったりすることがあったが、そういった心配はいらないようだ。

 

去年と同じく、亡きチャーリーワッツの映像で始まり「ストリートファイティングマン」で始まるオープニングは同じ。

 

しかし、レアな曲「OUT OF TIME」がセットリストに入っているのにはビックリ。

 

また、去年1度だけ演奏した「SAD SAD SAD」が入っているのも驚いた??

 

というのは、去年、この曲を演奏したとき間奏にキースリチャードのアドリブが入るのだが、これがまたキーを間違えて?弾いたものだから大変!?

 

今回は、この時の「リベンジ?」の意味もあるのかもしれない(笑)

 

今年で最後の70代のミックジャガーの動きも相変わらずいい。「ストーンズの音」は永遠に歳をとらない・・・・

 

 http://www.youtube.com/watch?v=FX5mcpVuc6s

 ↑懐かしいですね。 「OUT OF TIME」