「8アンダーが出るとは思わなかった。明日(第2ラウンド)は、8アンダーが出ないのが普通なので、自分なりに頑張りたい。いつもどおりマイペースで予選を通過できるようにというのと、楽しんでゴルフができれば」 (笹生優花)

 

松山英樹プロの、マスターズ優勝という「歴史的快挙」の興奮がまだ冷めやらない中、今週の米女子ゴルフツアー「ロッテ選手権」の初日、日本の笹生優花プロが飛び出した。

 

そういえば「オーガスタ女子アマチュア」で日本の17歳、梶谷翼選手も先々週見事優勝を飾っている。2週連続で日本人が「オーガスタ」を制したということになる。

 

さて、ハワイ州で行われている「ロッテ選手権」で今週も日本人の優勝はなるのか?

 

今年、日本ツアーではまだ去年ほどの「勢い」を感じさせない笹生優花プロだが、米ツアーでは、そのスケールの大きさを感じさせるプレーを見せている。 ただ、初日のスタートはいいが、2日目、3日目と伸び悩む傾向にある。さて、今週はどうだろう。

 

他の日本人選手では、渋野日向子プロは今年米ツアー2戦目(初戦の「ANAインスピレーション」は1打及ばず予選落ち)風の強い午後のスタートながら、前半我慢のゴルフ、しかし、7番でバーディーを奪うと9番から11番まで3連続のバーディーを奪うなど好調。結局ボギー無しの68。4アンダーで14位タイとまずまずのスタートをきった。

 

日本のエース畑岡奈紗プロは、ここまでなかなかエンジンがかかってこない。初日は、3バーディー1ダブルボギーの1アンダーの65位タイと出遅れたが、ショットに関しては、少しずつ良くなっている気配はある。パットに関しても、今年から使い始めた「スコッツデールTRパターアンサー」を早々とあきらめ?使い慣れたストレートネック「スコッツデールTRパターPIPPER C」に戻している。ショットとパットがうまくかみ合えば、そろそろ良いスコアが出そうな気配がないこともない。本人曰く、「スイングのテイクバックの際、トップがフラットになる」(トップがフラットになるクセはデビュー当時から変わりませんね)

 

先週は、フロリダに帰ってコーチのゲーリーギルクリスト氏(リディア・コらのコーチ)にスイングを見てもらったそうだ。

(彼は専属のコーチではない。畑岡奈紗プロは、専属のコーチはつけていない。)

 

また、「ANA」で健闘した河本結プロだが、初日は1オーバー73の97位タイと出遅れた。先週は松山英樹プロのコーチとして「マスターズ優勝」に貢献した目沢氏だが、今週は河本プロのコーチとして参戦している。なんとか、予選通過は果たしてもらいたい・・・

 

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さて、日本の男子ゴルフツアー初戦「東建ホームメイトカップ」が始まった。

 

松山プロに続く日本ツアーを盛り上げてくれる新しい勢いのある選手が出てきて欲しいのだが・・・・・・