「ティーショットはほとんどフェアウエーに行っていた。セカンドショット以降がタイミングが合わず、ショートサイドに行ってタフなセーブパットもあったが、何とか我慢できた。」 (畑岡 奈紗)
米女子ゴルフツアー、今年2戦目「ゲインブリッジLPGA」。 日本の畑岡奈紗プロにとっては、この試合が初参戦となる。
二日目、3バーディー、3ボギーのイーヴンパーの72とスコアを伸ばせず、初日の17位から首位と8打差の27位に後退した。
去年この大会で2位と惜敗した畑岡プロにとってはリベンジするチャンスかと思われたが、本人的には初戦は「予選通過」が目標だったとか・・・・
今年の大会は、去年のボカ・リオG・Cから、レイク・ノナG&CCに変わっているが、畑岡プロにとってはここのメンバーでもあり、コースは知り尽くしているようだ。また小平智プロもここを拠点とする他、数々の名プレーヤーの拠点として知られるコース。
また、今大会の話題としては、あのレジェンド「アニカソレンスタム」の13年ぶりの参戦だろう。
言うまでもないが、アニカソレンスタムというとツアー72勝を誇るツアー史上最も偉大な選手の一人。
このコースの近くに住む彼女曰く「文字通り、ベッドから起き上がってそのまま16番ホールに行ける。私たち家族の”裏庭”みたいなものかな」
元々、ソレンスタム選手が住む前は、あのレッドベターが住んでいた家だったそうだ。
「スポット参戦」ということで、このまま続けてツアー参戦するつもりはないようだ。
ただ「今後シニア女子オープンで戦うためにも、毎日眺めているホームコースでプレーすると決めた」(ソレンスタム)
そのソレンスタム、初日3オーバーと出遅れたが、二日目1アンダーでまわり、トータル2オーバーで見事予選を通過している。
さて、畑岡プロだが、まだまだゴルフの状態は万全とまではいかないものの、全体的には悪くはない。3日目以降の内容に注目したい。
また、今回は今までずっと使い続けていた「センターネックのパター」からピンタイプの「クランクネックのパター」を使用している。
今までは、「インサイドイン」にストロークして時々「引っ掛けるクセがあったため」とのこと。「いろいろ試して今回のパターにした」そうだ。
パターを変えたのは8年ぶりだそうだ。 わたし的には2,3年前にも一時的にパターを変えていた記憶がある。
見た感じ、80センチのパットをカップに蹴られるシーンもあったが、18番ホールで3メートルのクラッチパット(パーパット)を決めるなど新パターも悪くはないようだ。
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米男子ゴルフツアー「WGC・ワークデイ選手権」二日目。
初日35位と出遅れた松山英樹プロだったが、第2ラウンドは、1イーグル、7バーディー、3ボギーの66でまわり、通算6アンダーとして首位と5打差の12位に浮上し、優勝争いに絡んできた。初日も内容は悪くはなく、18番ホールでショットを乱し、トリプルボギーとしたことが悔やまれた。
「久々にかみ合った感じ。パットはいい感じではないけど入ってくれている。13番のイーグルでいい流れがきた。リズム良くプレーするのが一番、大事。3日目もそれを心がけたい」。(松山英樹)
もう一人の日本人選手、4アンダーでまわり20位タイまで上昇した稲森佑貴プロのコメント。
「凡ミスもあったけどリカバリーもできて、本当にいいゴルフをした。まだ2日あるので油断しないようにしたい。」