無題 | 山椒魚の部屋

無題

なんだか無償に悲しくなる時がある。
泣いたら楽になるだろうか?けれど私は泣く事ができない。
悲しい、苦しい、全てを捨てて逃げ出したい。
でも、私は知ってしまった。例え環境が変わったとしても自分自身は何も変わらない。
自分からは逃げ切れない、向き合い生きていくしかない。
それが分かるからこそ、こんなにも苦しいのだろう、誰かを羨ましく、時には嫉ましく思ったりするのだろう。

そしてそういう自分の汚く卑しい部分を見て、失望し虚しくなり、どうしようもない悲しみに苛まされる。
人は人と言うけれど、比べずにはいられない。例え劣等感に陥り、自尊心を傷つけられてもそうせずにはいられない。

そういうたぐいの卑しい核の部は包み隠し生きていく。誰にも悟られないよう、例え家族の前でも。自らにも暗示をかけて、騙しだまし生きていく。