先日、現行のレネゲードにリモコンスターター付けてくれって依頼で現場に赴きました。

助手席側でBCM(ボディコントロールモジュール)を外すため、グローブBOXをバラシ、BCMを取り出してCAN配線。BCMを戻しグローブBOXを付けて運転席側へ。何時もの通りにアンダ―ダッシュパネル(運転席足元のパネル)を外し、コラムカバー(ハンドル廻り)を分離し、スタートボタンを何気に見たら、、、

あら?ボタン変えたのね??

で、コネクターを見ると1本線が増えてる。。22年までは6コマに対して配線4本。でもこの車は5本。スタートボタンがクリアの板に入って居る感じなので電飾が灯るのだな~と思ってました。

5本の線から加工するのは2本。色目も前と同じだし、問題無いと踏んで作業続行。しかしCANインターフェイスのデータ・リーディングでつまずきました。出来ない、読み取るどころかモードにも入らない。

で、テスターで5本の配線を検電すると、こりゃ別の車になっとるわ、、

22年まではスタートボタンを押すと(+)に振る線があったのに、23年はその線はボタンを押しても変化なし、別の線が若干(ー)に振れる。ではマイナスコントロールなのか?と考え、その線に(-)を繋ぐも変化なし。鍵を車内に隠して逃げようと思ってもスタートボタンを押した動作を生めない。撤収です、、、

 

写真は4Xe ですが、リミテッドでもナイトイーグルでも同じです。23年モデルで制御の変更が有ります。CANーBUSメーカーが早く気が付いて開発してくれればよいのですが、半年はかかるでしょうね、、、早速メーカー(アメリカ)にメールしようと思います。。