体に悪いのは承知の上
よく『自然食派』と思われることが多いですが、そんなことはありません。
食療の勉強の一環で実践していたこともありますが、別に添加物であろうがなんだろうが食べる時は食べます。
確かに体に悪影響のある成分や物質が入っていることは事実です。
ただ、これらは『長期的摂取』を繰り返していると影響が出てくるものですが、摂取したからといって致死に至るものでもありませ
ん。
普段は気をつけて、たまに食べたい時は平気で食べます。
逆に食療や自然食、添加物排除を実践して病気を抱えた人も多くみてきました。
最近は食が健康のためではなく、『思想』になりつつあります。
自然食や肉食の断絶などで体調を崩した人にも、肉も食べてタンパク質取らないと、ビタミン欠損でどんどん悪化しますよ。
といっても、思想の方が先行してしまって食べれずに回復しきれない人も多いです。
確かに毒性があるものもあります。
確かに飼育状態によって毒性のある家畜もあります。
確かに保存料や人工甘味料にも問題はあります。
が、多少摂ったところで影響が即座に現れるものではありません。
これらの多量長期摂取によって病気を起こした人であれば、摂取を断つ必要はありますが、現状そのような病態がないにも関わら
ず、過剰に拒絶してしまうと様々な問題が現れ別の疾患を起こします。
その多くは『○○過敏症』です。
「香害」という言葉が流行ると、化学香料過敏症の人が増えました。
「添加物の危険性」が騒がれると、添加物過敏症の人が増えました。
「電磁波の影響」が騒がれると、電磁波過敏症の人が増えました。
今までなかったのに・・・・
確かにサイエンス的に人体に影響があることはわかります。
ですが、『これは悪影響があり、毒であり、人体被害をもたらす』と言われただけで、今まで反応していなかったものに過剰に反応
しています。
これは『ノーシーボ効果』という思い込みの過剰症状です。
カップラーメンにもさまざまな微量毒素などはありますが、それなりの栄養素は摂れます。
これらですぐに体調を崩してしまうのは、過敏症であるか、これらの毒素の分解処理できないほど、体が弱っているかのどれかで
す。
ある程度のものであれば、肝臓や腸内細菌で無毒化分解ができます。
グルテンもそうです。
そもそもリーキーガット状態になっている人がグルテンをとるとアレルギー反応などを起こしますが、腸内粘膜や腸内細菌の分解菌
群がしっかり働いている人であれば、グルテンも分解できます。
そもそもの『体調』に症状の発症は左右されます。
確かに毒性などがあるのは確かですが、
『いただける食べ物にいちいち文句垂れるな』
が僕がよく食べ物で体調を崩す人にお伝えすることですが。
自然食をやりたいなら、都市に住んではいけません。
人里離れた山奥で生活環境から自然にしなければいけないし、スマホもPCも触らない方がいいです。
それができないなら無理してまで、過度に自然食などに偏りすぎているから、体調を崩し、体力が削がれていきます。
医食同源とはよく言ったもので。
植物だけを摂っていると体も植物のようになります。
動物ばかりを摂っていると体も動物のようになります。
人間が地球上で最も知恵をもち、地球を管理していたのは『雑食』だから。とも言えます。
切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯があること。
そして、腸内細菌や消化器官が植物性も動物性も消化分解できる機能がある時点で紛れもなく『雑食』です。
割合として、肉食よりも穀物・植物が多い。というだけで、肉を食べないわけではありません。
ゴリラでさえ、実は肉も食べます。
食を気を付けるのは大切なことですが、食を思想にしてしまうとさまざまな問題があります。
特に日本は四季がはっきりしている地域なので、そこを考慮しなければいけません。
食は健康を作るもの。というよりは『環境適応と体調』のためにするものです。
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