治してもらえる技術を待ちますか？それとも治れるようになりたいですか？

治してもらえる技術を待ちますか？それとも治れるようになりたいですか？

手技や技術に答えなんてない。

その場を楽にしても、その人に治る能力がもどっていないのであれば、イタチごっこである。

手技屋さんは、人を生物（有機物）だとは捉えていない。

どんなに、「量子論的には」とか「インネイトが」とか言っていても。

言っていることはみんな物質論（無機物）が多い。

『○○がたった○分で治せる！』

と言っている時点で、無機質である。

『私は治せる』と思っている時点で、人間を物として捉えている。

機械（無機質）は自己回復能力がないので、他者の操作がなければ直れないが、

生物（有機物）は、自己回復能力でしか治れない。

物理的に破損してしまったものや、時間的猶予がないものにかんしては、無機質的な処置は必要だが、その後は有機物として振る舞

い以外に回復するすべはありません。

無農薬無肥料の食べ物を食べているからと言って、健康になるわけではありません。

ストレスから身を避けたから、健康になるわけでもありません。

ましてや、周波数やエネルギーを送ってもらったから治るわけでもありません。

いつまで自分の体を他人任せにするのですか？

それで治れなかったら、医師や治療家のせいですか？

なぜ？治れないか？がご理解できたでしょうか？

そして、あなたの患者様がいつまでも楽にしてあげてはまた肩が凝って頭痛がする。と１週間後にもきてしまうのか。ご理解できま

したか？

哲学的な問答かもしれません。

一生問いかけることかもしれません。

答えがないかもしれません。

無意味だとは言いません。

ですが、その目的が何かが重要です。

「骨盤矯正３０回の回数券を、この問診テンプレート通りに話して売れば１０万円儲かるから、しっかり○○さんに説得するぞ！」

なんて意気込みで日々、患者様と接しているのであれば、今すぐこの業界から足を洗うべきでしょう。

ビジネスをするな。といっているのではありません。

その骨盤矯正に「治ってもらいたい」という目的がないのであれば、それはもう無機質どころか人間を金にしかみていません。

その人、生身の人間ですよ。

人間の体に手を加えることの責任を感じていますか？同時にその素晴らしさを感じていますか？

感じていたら、そんなことできません。

たとえですが、自分の子供にその骨盤矯正３０回やりますか？

え？２、３回なら？

では、なぜ？その必要もなさそうな患者様には３０回も勧めてしかも１０万円もとるのですか？おかしいですね。

患者さんは物（無機質）だけど、自分の子供やパートナーは生物（有機物）なのですか？

あなたは『治したいですか？治れるようになってもらいたいですか？』

あなたは『治されたいですか？治れるようになりたいですか？』

これから、こういった考え方が非常に重要になる時代になるかと思われます。

ーーー生命体医学　無機物の限界ーーー

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