🌐治したい!という想いが一方通行ではないか?🌐

よく、同業の先生やセラピストの先生から、
「クライアントさんからもらってしまうことありませんか?」

と聞かれることがあります。
 
【”もらう”とは・・・不調の気をもらって、こちらが疲れてしまうことをよく、業界的には”もらう”という。】

確かに、僕もある特定の人を1人施術しただけで、1日ダメになってしまうくらい疲れてしまうということがあった時期がありました。
 
今では1日中、施術していても疲れることは無くなりましたが、よく『どのようにしたら、気をもらわなくなりますか?』とご質問を受けます。
 
この時の答えは1つです。
❌治そうとすることをやめる❌
です。

患者さんは『治して欲しい』
施術者は『治してあげたい』

という意志の一致があると思いやすいところですが、必ずしもそんなこともなく。

生物としてこれは、どちらも間違っている。

『治して欲しい』は、自分の体を人任せにする思考であり、自分で自分の体を”物”だと捉えています。

『治したい』は、自己満足であり自己承認欲求の思考であり、人を”物”として捉えています。
 
破裂しかけている脳動脈瘤をオペによって取り除くことなど、構造的破綻を修繕することに関しては、治してあげたい。でも良いのですが、構造的修繕をする場合は”直してあげたい”に文字になります。
 
自分の体の修復機能は自分の体でしか起こすことができません。
施術者に修復機能があるのではなく、その修復機能を働かせるきっかけを作っているのが、施術者です。
 
『治して欲しい』『治したい』という人間の倫理観としてはわかりますが、生命体としては発想が逆です。
 
『治してあげたい!』

と、思えば思うほど、どんどん悪化していくクライアントさんに出会ったことがある先生も多いかと思います。
自分の想いとは裏腹にどんどん悪化していってしまうクライアントさん。
クライアントさんもその想いに応えようと一生懸命通ってくれるが、施術をすればするほど悪くなっていく。
 
『治したい!』という一方通行になってしまった想いがクライアント様の生命体・生物としての反応の抵抗を作っていることがあります。
 
また、よく『エネルギーバンパイア』なんて言われる方もいらっしゃいますが、『治してあげたい』という想いが強い先生になればなるほど、どのエネルギーは吸いやすくなります。
 
氣やエネルギーは【循環】することがベストです。
決して無闇に自分の氣を渡してはいけません。

ミイラとりがミイラになります。
 
冷たい言い方に聞こえてしまうかもしれませんが。

【病気になるも自己責任、治るも自己責任】

それが生物・生命体の原理です。
 
他者の責任を、1人で1日に何人も肩代わりしていたら、肉体が持つわけがありません。
 
だからこそ、
『治そうとするのではなく、治れるようになってもらうために自分に何ができるか?』

を、追求し提供していく必要があります。
 
たまに、長年のマッサージなどで母指が太くなったのを自慢している人を見掛けますが、あれは『私が治す!私が治してやった!』という欲求の現れが出ています。
 
『治す!』という想いは内から外への氣です。
『治れるように』という思いは外から内へ、そして内から外へという循環の氣です。
 
自分の体の組織を破綻し肥大化させるほど、手に力が入っています。
 
体の使い方など技術力もありますが、長年やっていて母指が太くなってくるのは、技術が浅いか『治したい!』の氣が強い人です。
 
『バッチグー!OK!👍』
 
と突き上げてしまうくらい、母指というのは自分の意思表示を表す指です。
 
施術・技術が卓越せいている先生ほど『手』が綺麗です。
*これは僕がこっそりいろんな先生の手を見てきた感想です*

昔、カイロプラクティックをしっかりやっていた頃、とあるセミナーでご一緒させていただいた先生に握手を求められて、握手させていただいた時に「お前、いいアジャストするな」と褒めていただいたことがありました。
 
「おぉ〜プロはこれだけでもわかるのかぁ〜」と、感心した覚えがあります。

治って欲しいと想うほど、自分が治そうとはしない。

治療家・施術家・セラピストを目指した志とは葛藤がでるかとお思いますが、クライアント様も施術者側も生身の人間であり。生物であり、生命体であることを観察していくと、見えてくるものがあるかと思います。
 
 
 
生命体医学 概論
 

 

 

 

プロフィール

サムライ整骨院 院長

後藤 敏勝(ごとう としかづ)

・柔道整復師(国家資格)

・米国IBA認定ボディートーク施術士(CBP

・米国IBA認定ボディートークアクセストレーナー(BAT

・グラストンテクニクテクニシャン

・ビワの葉温灸士

・姿勢教育指導士

JSCAマスタースポーツインストラクター 等

生涯目標である『生命体医学』の完成と、クライアント様の心身両面の健康のサポートを目的に、西洋現代医学に止まらず、東洋医学、心理学、哲学、量子力学などを応用し、日々クライアント様の身体的な悩み、心理的・精神的な悩みなどに対して施術する中、小児や発達障害、スポーツアスリートなどの施術もオールマイティーに、なおかつお一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

『症状を診ず、人を観る』をコンセプトに、皆さんの人生そのものの向上を目指し、施術に当たっています。

その他、一般向け、同業者など向けての、セミナー、講演会等も行なっております。

ボディートークアクセスセミナー

養護教員研究会様での講演

国際和合医療学会 講演

国際和合医療学会 講演

 

 

◆院長 著書◆

【人間関係ストレスをなくすたった1つの方法〜それってあなたの都合ですよね?〜】

 

【13年間 欠勤・病欠なし!病院にすらかかった事のない!7つのトンデモ健康法!】

 

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【感情は出し切る!ことで消えていく】

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